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2006年8月16日 (水)

ラム圧の片鱗

昨日、リトル・カブのテスト・コースにしている近くの農道をタイム・アタックして、ベストタイムを大幅に更新した。盆休みでパーツ屋からのオーバーサイズ・メインジェットが届かない状況でのモディファイは無謀に思えたが、無けりゃぁ、無いなりに考えてラム圧をエアクリーナー・ボックスにしっかり掛けたらあっさりノーマル時のタイムを12秒短縮出来た。キャブ・セッティングを満足な状態に出来ない中でこのタイムは凄い。ラム圧を掛けずにエアクリーナー・ボックスにモディファイした時は最高でもノーマル時ベストタイムの10秒遅れだったが、ノーマル吸気口面積の約80%に吸気口を絞りラム圧を掛けた途端、12秒の短縮には驚いた。キャブ・セッティングが完全ならもっとスピードアップ出来るはずだ。これで連休明けが楽しみになってきた。リトル・カブはカムシャフト自体がリミッターの役目を果たしてるので、カムを交換しないかぎり最高速はほとんど上がらない。 (上がっても2~3キロ程度)しかし、最高速までの加速はかなり向上したのだ。12秒のタイム差は距離にすると約230メートル先にゴール出来た事になる。峠なら視界から余裕で消える距離だ。ラム・エアシステムの効果の片鱗を見せられてしまった。

その後、すぐに吸気口の周りに導風板を設置して効果の更なる向上を図る。いずれセンターカバーをレッグ・ガードに戻してやれば、この導風板は要らなくなるはずだ。俺としてはホンダアクセスから出ている左右非対称のレッグシールドを装着してみたいと思う。最初はラム圧をキャブごと全体に掛けるつもりでいたが、エンジンに熱せられた空気を吸入する可能性がある事がテストして分かった。そこでキャブ前方のエアクリーナー・ボックスに吸気口を走行風が直接入る位置に開け、 (元の吸気口は塞ぐ)キャブレターエアベントチューブをエアクリーナー・ボックスに刺し込む形にしてキャブにも加圧をしたと同じになる様にした。 こうしないとキャブのフロート室からガソリンが正常に吸いだされないからだ。この先、チューンナップが進みスピードアップしてラム圧がドンドン高くなれば燃料タンクからフロート室にガソリンが落ちなくなる事になる。 (そうなれば本物だ。)その時には燃料タンクにも加圧して無理やり燃料を送り出す必要が出てくる。ラム・エアシステムが煮詰まってくるほど色々な弊害が出ると思うが、それも全部ひっくるめて楽しみだ。リトル・カブのキャブは強制開閉なので負圧キャブより制御が楽でいい。また、円柱形のスライド・バルブは張り付きや戻りの遅れなども皆無で助かる。だから安心してスロットルを軽くする為にスライド・バルブスプリングを3分の2の長さのカットする。 (スプリングの自由長は出来れば元の長さまで伸ばして戻したかったが、巻き数が少ない為に若干短くなった。)これでスロットルの開閉スピードも上がるのでシビアなキャブ・セッティングが不可欠になり、より楽しみも増える。今日はノーマルキャブを加工してボア系を上げるつもりだ。 (ボアを上げると流速が落ち、メインジェットの番数も落ちるので少しは現状よりマシになるだろう。)高回転域の伸びも期待できる。バイク屋からハイカムとドライブ・スプロケットの入荷の知らせもあったので回るエンジンが出来そうだ。Ca280019

最近、俺の仲間達はモンキー系エンジンの車両を集めだした。お互いに今まで自分がレースやカスタムで培ってきたノウハウを思う存分に発揮して出来上がったマシンを見せ合うつもりなのだろう。 (もちろん競争も含めて)そんなカフェ・レーサーっぽい行動に参加している自分が不思議に思える。バイクとは速さだけが重要ではないと納得した自分と速さは美徳と思っている自分が、自分の中で熾烈な駆け引きをしているからだ。まだまだ俺はちゃんとした大人には成れそうもない。

これで俺もガキ親父に染まってきたのがよく分かった。皆の周りにもいるだろ?こんな親父。

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コメント

ガキ親父って、いやだねー。

投稿: カーチス | 2006年8月17日 (木) 13時34分

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