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2006年8月18日 (金)

知ってる?エアクリーナー・ボックス

この頃、コンボ系ウィリー (可変ウィリー技)が安定しないので、基本に返る意味もあり、スロー系ウィリーだけを練習した。その甲斐あって復調の兆しが見えてきた。焦らず、騒がず、練習あるのみ。とりあえずは以前に出来た技が完全に戻る事が目標。多くは望まないが、観客ウケする新しい技も1つ、マスター出来たら言う事なしだ。今日はリトル・カブのチューンナップで、俺が最も注目しているエアクリーナー・ボックス(以後、ボックスと呼ぶ)の重要性について書くつもり。ボックスは非常に公道走行において大事なモノなのだが、ここ10年のバイク誌のカスタムブームのせいでかなり軽視される様になった気がする。カスタム化でいきなりボックスを取っ払い、K&N社に代表されるエア・フィルターを装着するまでは許せるがレーサーマシンよろしく、いきなり直キャブにしてしまうのはエンジン内部を傷めるだけ。レーサーの様に定期的にオーバーホールする人は良いとして、そこまで出来る人がいったい何人いるのか?ボックスの役目は吸気のゴミ取りだけではなくなっている。ボックスの役目が年々、多くなっているだ。これから俺が知っているだけ紹介しよう。

1、天候によるキャブ・セッティングの変化を緩和させる。 (四季があり、湿度が高い日本ではボックス無しでは一年中、快調には走れない。また、急激な温度変化にも強い。)
2、いつでも安定した吸気を行い、乗り易くする。 (ライディング・フォームによる負圧発生や突風などでの吸気の乱れを防ぐ。)
3、鋭いレスポンス。 (最近のボックスはレスポンスを向上させる仕組みになっている。マルチ・エンジンでは各気筒によりファンネルの長さが違ったりする場合もある。))
4、ラム・エアシステムによる出力の向上。 (自然吸気のままでエンジンに若干の過給を加える事が可能になった。)
5、ゴミやホコリを出来るだけ少なく吸気する。 (吸気する場所を選び、きれい空気を多く取り入れる。)
6、キャブ (またはインジェクション)・セッティングでベスト・セッティングが出し易い。 (安定した吸気が望めるので直キャブに比べてセッティングが出し易く、セッティングに要する時間も少ない。)
7、狙ったエンジン特性を出す。 (ボックスでマシンのキャラクターに合ったエンジン特性を作り出す。)など

バイク・メーカーではボックスに多くの役目を負わせているのが解るだろう。ボックスを使わずにはまともに走らせる事が年々難しくなっている。安易な気持ちで外すと愛車がやせ我慢養成マシンに成り下がるのだ。ご注意を!俺がボックスを生かした吸気系チューニングをリトル・カブにするのは、そんな訳です。現在では有名ショップのカスタム・バイクもボックスを有効に使い改良をして、ハイパワーでありながら乗り易くするのが当たり前になっている。ボックスはいいバイクを長く乗る為に必要なんだ。

旧車を除いて今時のバイクを乗っている人で、ボックスを外しているのは凄い達人か何も考えていない人のどちらかだ。今、ボックス外して乗っているあなたはどっち? 

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コメント

ピーキーさん、
ラムエアシステムに大変興味あります。
今、PC20にパワフィルなんですが・・
雨の日なんかは傘つきでも走りません。
速くなりそうなんでボックス加工のやり方教えてくれませnか?

投稿: 極楽 | 2008年6月12日 (木) 13時50分

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