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2006年8月13日 (日)

初級・過給器の歴史

Photo_6 最近、ラム・エアシステムの研究の為に過給器の歴史について調べている。過給器で最も古いシステムはスーパー・チャージャーだそうだ。第二次世界大戦前から既にカー・レースで使われていたが、当時のスーパー・チャージャーは物凄く発熱量が多いのでガソリンの気化熱による冷却が不可欠で燃費は最悪だったそうだ。そしてターボ・チャージャーは第二次世界大戦で爆撃機の飛行高度を上げて敵戦闘機からの攻撃を避ける為に開発された軍事技術から実用化された。F1カーがまだターボの使用が良かった頃はホンダがターボ用特殊燃料を使って1500ccのエンジンで1500馬力の出力を出していたのは有名だ。 (1ccにつき1馬力は凄すぎる)ラム・エアシステムは戦後のカー・レースから生まれ、自然吸気に僅かだが少しの過給が出来る事から開発された。(レーシング・カーのインジェクション化が早い時期で行われた為、バイクに比べ容易だった。)ラム・エアの加圧はタービンが毎分15万回転するターボに比べれば微々たるモノだが、現在販売しているラム・エア付きビックバイクなどはメーカー発表で最大15%近くパワーアップ出来るらしい。 (インジェクション車)小排気量のキャブレター車でしかも俺の様な素人が見よう見真似でどれだけパワーアップ出来るかは未知数だ。まあ、何とかしてその筋のプロからでも情報を聞き出だしてモノにするつもりだ。 (ほとんどやってる事が産業スパイ?)

昔、モンキー用の電動ターボ装置がどこかのショップから発売されていた。スイッチオンで電動ファンが一定回転数でキャブレターに加圧する物だったが、雑誌のインプレッションでは加速力アップを盛んに謳っていた。実際の実力は解らないが50ccなら効果も表れ易いのかもしれない。今年の春にバイク雑誌でスクーターの冷却ファンの送風を使い、簡易スーパー・チャージャーを作った若者達が話題になった。このアイディアはかなり昔に俺も考えた事があったが、シリンダーを冷却した後の送風を使おうとした。これでは吸気した空気の密度がかなり低く効果が薄いと俺は判断して諦めたが、この若者達は冷却ファンのすぐ近くから送風を取り出して冷却と加圧を別々にして成功していた。もちろん本物のスーパー・チャージャーに比べれば効果は高くないかも知れないが、先の電動ターボと同様にノーマル状態よりは速くなりそうだし、回転数に合わせて冷却ファン回転数を変えるのでおそらくキャブレター・セッティングも出し易いはずだ。俺はこうすれば良かったのかと、答えが解らない問題の回答を何年も後になって解った次第だ。 (長生きはしてみるもんだ)今の兄ちゃん達もやるね。

今日、もう一度リトル・カブをラム・エアシステムにする為にノーマルキャブを外してよく観察してみると、改良出来る余地がかなりある事が判明した。キャブレター・ボアも上げられるし、場合によってはチョーク用のバタフライバルブを加工したり取り外したりも可能だ。こりゃあ、ビックキャブを使わなくて済みそうだ。 (俺としては今、リトル・カブに付いてるパーツを少しでも多く使いたい)

どうせ一度きりのバイク人生、こだわって、こだわって、こだわり続けてナンボでしょう?俺は最後までこだわります。

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