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2006年10月31日 (火)

賭け

今日、マッハバロン (リトル・カブ)に使用するキタコのPC20キャブレターが届いた。ノーマルエアクリーナーボックス対応では最大口径のキャブだ。一通り中身を見てみると、なかなかイジリ甲斐のある内容になっている。このキャブのチューンナップ・プランを立ててみる。インテークマニホールドの形状がクランク状なのにもかかわらず、混合気が通る通路はパイプの曲がりによる流速の低下を少なくするノーマルの形状をよく理解して作られている。しかし、大量生産品なのでちょっとだけ手直ししてやればさらに良くなるはずだ。また、流速が落ち難くなる内壁の加工も施すつもりだ。 (内容は秘密)あと燃料ホースにも軽く細工したいと思う。カーショップなどで磁石によるガソリン燃料の改質装置を見かけた事はないかい?うさんくさい商品に見えるがちゃんとした物ならしっかり効果がある。だけども、いったいどれがちゃんとした製品なのかは、買って試すしかない。俺はどうしたらしっかり効果が出せるか色々と実験した結果、模型用モーターに内蔵の磁石を利用して手軽で最大の効果を出せる独自の方法を見つけたのだ。ジェベルにはこの自作の装置を装着して4年間愛用している。この装置を実際に使用して最も大きな変化はエンジンの振動が減る事で、燃料が燃焼し易い状況にある証拠と言えよう。単気筒エンジンにはありがたい効果だ。ジェットニードルとメインジェットは自作バクダンキット (本家のバクダンキットとはニードル先端形状が若干違う)化させて、スロットルもアクセルを軽く開けれる様にスプリングを三分の二の長さにカットしてから自由長を元の長さに戻して組んでやる。残念なのはチョークバルブの関係で中低速のパワーとレスポンスが向上させられるパワー・ナウ (ファンネル部に装着させる整流板)が追加できない事で、代わりにJUNから発売されているRAYバルブ (JUNが開発した新型スライドバルブ)を使って中低速を補いたい。

今朝、料理長と現場に向かう車の中でバッテリー点火が話題になった。バッテリー点火はバッテリーの電力を使い、点火系の装置を作動させるのだが、使った事のない俺のイメージでは「金も無いのにサラ金から金借りてギャンブルで儲けて金返す感じ。」に思えてしまう。俺のイメージをそのまま料理長に伝えたら「それじゃぁ、弟子に10円持たせてマージャンで勝って来い!と言ってるマージャン放浪記だな。」と言う。そうか、バッテリー点火はマージャン放浪記といっしょかぁ。本当は違うだろうと思うのだが妙に納得してしまった。こんな馬鹿話で盛り上がるオヤジライダーが二人現場に向かう。

バイクもギャンブルの1つかも。ただし、賭けるのは金じゃなく己の命。好きで賭けたい訳じゃないけどね・・・

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2006年10月30日 (月)

最後の締め

土曜日に行われた「みうち耐久レース」が好評につき、来年の5月に第二回大会が開催される事になった。どうやらミニバイク熱に火がついたオヤジ達が主催の料理長に催促した様だ。あれだけ盛り上がれば無理もない。俺も次回の為にマッハバロン (リトル・カブ)のチューニングメニューを決めたばかりだが、他のオヤジ達も次回に向けて色々パーツ集めに翻弄しているとの情報が入ってくる。どいつもこいつも負けず嫌いのガキオヤジどもだ。 (俺も人の事は言えんが)

秋になると地元男鹿市のバイク屋主催の「バイク運動会」が開催される。何をやるかと言えばモトクロスだ。このレースはマシンにより細かくクラス分けされていて公平を期す様にされている。たった一人の例外を除いては・・・実はそれが俺、ピーキーなのだ。ジェベルがあんまり速く走れるもんだから、モトクロッサーといつも混走させられてしまう。以前に比較的広いコースで大会が運営されていた時は問題なかったが、事情により少し狭いテクニカルなコースに変更となったのでジェベルの良さを生かせずにかなり苦戦を強いられている。そこで主催者のバイク屋の主人に「ロードタイヤで走るからトレールバイクのクラスで走らせてくれ。」と直談判。しかし、答えは「ノー!」で理由は「それでもお前は速いから。」だそうだ。そう言われた昨年は出場しなかったのだが、今年はどうしようかと迷っている。練習には最低二日は必要だが、大会開催日まで練習できる暇はない。もし出場するとしたらぶっつけ本番となる。出たい気持ちと無理を避けたい大人の感情が俺の中でぶつかりあってるのだ。う~ん、どうしたもんか?考えても仕方ないから一応、準備だけはしておいて天気が好ければ出場。悪ければ中止って事にしよう。でもモトクロスはそんなに甘くはないはずだから出場する時にはそれなりの覚悟をしないとな。

あ、それから今年最後の原付二種ツーリングを企画しているよ。この間の大平湖ツーリングを最後の締めにするにはメンバーがちょっと少なすぎたからね。今回のツーリングは出羽グリーンロードを往復300㎞を走りたいと思っている。寒さが身に沁みる時期に熱く走って終りたいと願うよ。

東北の冬はもうすぐ。走れる時に走り、休む時にはメンテナンス。北のライダーの常識。

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2006年10月29日 (日)

子供魂。

Img_0127 Img_0014 Img_0029 お金をおろす為にATMまでマッハバロン (リトル・カブ)に乗って、昨日のミニバイクレース仕様のギヤ比のまま走ってみた。エンジンの回転の伸びが気持ち良い。でもちょっとショート感があって、殿様乗りでも思い切り前傾姿勢でも最高速が変わらない。このギヤ比で更にパワーアップしたら長時間全開走行ですぐに壊れるのが容易に予想できる。単気筒は回転数でスピードを求めるよりもギヤ比でスピードを上げた方が壊れ難い。元々、ツインやマルチエンジンとは違って回りたがるエンジンじゃないからね。帰ってからドライブ・スプロケットをいつもの16Tに交換する。

昨日のレースを振り返って思う事は、カブは深くバンクさせてアクセルを開けれない分、 (メインスタンドやブレーキペダルがすぐに接地してしまう)パワーもしくはレスポンスで立ち上がりスピードを上げてやらないと勝負にならない事だ。そういえば大平湖に行った時もそんな感じだった。今度96ccにエンジンが変わるがそれプラス、フライホイール軽量化だな。昨日のレース反省会はここまで。いやぁ~、昨日は楽しかったなぁ。久しぶりにレースを堪能したよ。俺の他にも「ミニバイク面白れぇ~。」ってまたやりたくなったミニバイク経験者の仲間が何人もいたよ。最近のモト・チャンプとかモトモトとかでミニバイクで頑張っている人は圧倒的にオッサンが多い気がするのは俺だけだろうか?車とかビックバイクに何百万もかける世界とは違って等身大で楽しめるのが良いのかもしれないな。 (極稀に原付バイクに何百万もかける人もいるが)俺の場合は極めて考え方の古い日本人だから小さいので大きいのを負かすなんて夢を追いたがる。趣味でやってるので緻密な作戦を立ててからでないと実現は困難だが、相手がレース経験者じゃなければ比較的に容易でもある。死なない程度に楽しむよ。

よく夢のコラボレーションとか言って、大物同士が1つの事を成し遂げる為にお互いに協力しあうケースがある。バイクの世界ではヨシムラとモリワキの親族チームが鈴鹿の8耐とかで走るくらいかな。昔、俺のモトクロスの師匠 (元全日本チャンピオン)に「最高のバイクってなんですか?」って聞いた事がある。そしたら師匠はこう答えた。「ホンダのエンジンにヤマハのデザイン、スズキの足回りにカワサキのエンブレム。」思わずなるほどと思ったよ。そんな夢のマシンが本当にあったら大変だ。でも最近までスズキとカワサキが4スト250ccのモトクロッサーを共同開発した事があるからまるっきり夢でもないかもしれない。もし、そんなバイクが出来たならぜひ一度乗ってみたいもんだ。個人的なカスタムなら十分可能だよ。世界は広いから実際に作ったヤツがいるかもな。

そんな馬鹿げた夢をみる俺は「子供魂。」 (他愛もない夢、童心の意、こどもだましいと呼ぶ造語)

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2006年10月28日 (土)

約束

今日は仲間内№1決定戦vsミニバイクレーサー軍団「みうち耐久レース」の開催日だ。主催者は「変態組合の大番頭」こと料理長。 (ご苦労様でした)楽しいレースはあいにくの雨模様から始まった。レースの行われた協和カートランドがゲートオープンしてすぐに受付開始。受付時に受け取った計測機をマシンに装着して練習走行OK!俺がここのコースを走るのは15年ぶりなので体とコース勘を慣らす為に誰よりも早くコースインした。俺のマッハバロン (リトル・カブ)はミラーを外してライトとウインカーにテーピングした程度で、しっかりナンバープレートも付いたままの状態。他のレーサー然したマシンとはかけ離れた印象で完全に浮いていた。しかし、カブはコースを走ると元々実用車なので今回の様な濡れたコースでも難なく走ってしまう。元々悪条件で実力を発揮するバイクだから乾燥した路面状況の時と比べてもそれほどラップタイムが変わらない。2サイクルのハイパワー・ミニバイクが濡れた路面では実力を出せない中で、水を得た魚の如く走行する俺とマッハバロン。公式練習後には何人もの人から「カブって速いんですね。」の言葉を貰った。

しかし、快進撃はここまで。天候が好転 (俺にとっては悪転?)してしまい、路面がドンドン乾くにつれミニバイクレーサー達が元気を取り戻し始めた。それでも予選は31チーム中14位のタイムを出す事ができた。本番の90分耐久レースではコンスタントに自分の走りを貫くのみだ。オフロードのエンデューロ (耐久)レースで鍛えた体力とペース配分で、マシンのクラス分け無用のバトルロイアル混戦レースをどう乗り切れるかワクワクドキドキ。コースが生乾きの状態からの一斉スタート。馬鹿速いS80クラスやSP50は自爆を期待して一切無視。あくまでライバルは仲間内のマシンだ。菅生ネイキットレース・コンビで結成されたチーム・ホットファクトリー。オフロードレース用に改造されたストリート・マジックを改めてオンロード仕様にしたSATOさん。 (彼はジムカーナが得意なテクニシャン)レースのインターバルにGSX750でエキストリーム・バイクの妙技を披露した34も菅生6時間耐久レース仲間とチームを組んで参加した。そうそう、俺のアルバイト先の「渡辺推進土木」からも多くのライダーが参戦し、ガッツな走りを見せてくれた。

俺とマッハバロンは終始あっさりとした走りを目指したつもりだが、他のライダーに言わせると「テールはズルズル滑ってるし、メインスタンドはガリガリ擦りぱなしだから見てて怖い。」だそうだ。俺は全く気にならないが周りは気になってしょうがないらしい。レースは県外から参加したチームと地元ミニバイクレーサーが上位を独占。仲間内で最高位はTZR50のチーム・ホットファクトリー (総合10位) 、2位はストマジ改SATOさん (総合12位)、3位が俺のマッハバロン (総合13位)。全くの街乗り仕様でこの順位なら上等でしょう。でも、俺より速かった仲間達にはお約束の言葉「おぼえてろよ!」を吐き捨てさせてもらいました。 (半分以上本気)いやぁ、面白かったぁ。表彰式後の豚汁鍋も美味かったし、言う事なしのお遊びレースでした。

でもね、レース後にJUNの96ccボア&ストロークアップキットを注文させてもらったよ。来年のリベンジの為にね。 (かなりCa280049 Ca280048 根に持つタイプ?)

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2006年10月27日 (金)

合言葉

やられた~!国道101号で軽自動車 (ムーブ?)にブッチギられたぁ。前にヤツを一度ブッチギっているので、見事リベンジされてしまった。う~ん、次やる時にはまるっきり別仕様のエンジンで挑んでやる。「おぼえてろよ!」って言う訳でただ今エンジンのチューンナップ計画を練り直している。軽自動車、特にターボ付きは長いストレートだと150㎞/h前後は出るから作戦も限られてくる。信号待ちからのバトルはスタート先行で相手が前に出たらスリップに入り、渋滞に近づいて相手が減速したら前に出る。これしかない。マッハバロン (リトル・カブ)の排気量を100cc位に上げてシリンダーヘッドもビックバルブの物に変更する必要がある。その際にはリア・スプロケットも特注サイズの歯数にしないとダメだ。やっぱり標的が絞られるとチューンのイメージが湧き易いな。言ってる事とやってる事がストーカーと大差なし。さすがは変態組合組合員№5楽しいねぇ。

明日  (土曜日)は仲間内№1決定戦「みうち耐久レース」が行われる。スプリントレースでスターティング・グリットを決めてから、本番の耐久レース開始する。レースのインターバルには34のエキストリーム・バイクと酋長のスライド・ショーが見れるから暇な人は秋田県協和カートランドに見に来てくれ。俺はレースに集中して№1を狙う。当日のレースには本格ミニバイクレーサーが何故か多く乱入してくるが、俺のライバルはあくまで仲間内。最初からそのつもりで虎視眈々と走るよ。遊びも真剣だから結果がどうであれ盛り上がるのだ。そしてもし負けたなら定番の名ゼリフ「おぼえてろよ!」って叫んで来年につなげる。そして来年、一回り速くなった俺が存在するって寸法さ。 (そんなに上手くイカンってぇの)

明日は早いからこれくらいでブログを終了。バトル上等!明日のみんなの合言葉は「おぼえてろよ!」だ。

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とうとうキャブを注文しちゃったよ。散々CP20とかMJNとかミクニフラットと、悩んだ挙句に選択したのはやっぱりキタコのケイヒンCP20。決定打はノーマル・エアクリーナーボックスを使用出来る事。俺の場合、マッハバロン (リトル・カブ)を爺さんになっても出来れば乗っていたいので雨風に強い仕様にした方が良いと判断した。現在、ボルトオンでカブ系に装着できるキャブとしては最大口径だし、今持っているセッティング・パーツで対応が出来るのも大きな魅力だ。俺は元々キャブのチューンナップが大好きだから、とりあえずポン付けしてセッティングを出したら、あとでじっくりとキャブを改造するよ。また新しいパワーアップ方法を考えているからお楽しみに。

朝にアルバイトの為に国道7号をブッ飛ばしてたら気が付いた。カブは最高速仕様にした方が楽しいって事を  (特に国道を走る時は) 全開走行で出したスピードをいかに維持出きるかが原付ならではの醍醐味。「早朝の通勤ラッシュにこんな楽しみが味わえるなんて、なんて幸せなんだ。」と思い切り勘違い出来るぜ。 (勘違いでもハッピーはハッピー)そんな訳でマッハバロンの目撃例がだいぶ増えているはず。君は赤いカブを見たか?

マッハバロンのエンジンを来年に向けて新装開店するつもりだ。今までは老舗のキタコのパーツをメインに取り入れてきたが、やはり新鋭のショップの方が値段もこなれていて良い。クランクまで手を出すとなるとキタコだと20万以上掛かるからね。それにこれらのショップの特長として、エンジンの耐久性に対してかなり気を使って開発しているみたいだね。まぁ、「どこどこのショップのパーツを使ったらすぐに壊れた。」なんて評判が立ったら新鋭ショップとしては致命的なせいもあるだろう。電話で製品について聞くと、どのショップもそこら辺を真剣に考えてる様だった。「我が社のパーツをフルに性能を発揮するには強化オイル・ポンプやオイル・クーラーの装着は絶対不可欠。」そんなショップが圧倒的に多い中、異彩を放っているのがJUNの存在。「うちのキットは特にオイル・ポンプ等の強化は要りません。WPC加工が施されていますから。」WPC加工ってそんなに凄いのか?そういえば雑誌でJUNの96ccフルキットを組んだカブが掲載されていたが、オイル・クーラーらしき物は一切付いていない。もしこれが本当なら正直凄いと思う。これからはJUNってショップをチェックしたい。

新しい波が来る度に揺れ動くのが俺。これが結構気持ち良い!?

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2006年10月25日 (水)

異種

2勝1敗1引き分け1ノーコンテスト。これは俺が人間以外の生き物とバイクで競争した時の勝敗だ。バイクに長く乗っていると、色んなのと競争になる。それが車だったり、列車だったりと思わず速さを競うのがバトル好きの悪い癖。そこで俺は異種競争をした訳だ。そういえば競争ではないが、俺が生まれて初めて喧嘩した相手は近所で飼われていたニホンザルだったなぁ。どうやら俺は何かと挑んでしまう性分らしい。

まず最初の勝負は正真正銘の1馬力、馬との川原でのバトル。20年前、東京八王子のすぐ近くの多摩川の河川敷で朝早く馬に乗った人がいた。俺は普段に川原の砂地のデコボコ道でモトクロスの練習をしていたのだが、その練習コースを馬が散歩していたのだった。馬に乗った人は俺の乗っているヤマハYZ125を見て、自慢の馬の実力を披露したかったのか、いきなり2.3本ダッシュを始めだした。俺も相手がその気ならと、馬の横に並び馬がスタートするのを待った。馬上の人は素知らぬ顔をしたがらも突然ダッシュ開始!俺も砂地の抵抗に負けない様にYZのアクセルを大きく開けながらクラッチミートさせた。勝負は圧倒的速さで馬の勝ち。馬はどんなに大きなギャップでも、まるで平坦な道を走るかの如く馬体を全く上下に揺らさずに一気に駆け抜けてしまったのだ。あの速さにはどんなに速いモトクロスライダーでも勝てないと思う。良い勉強をさせてもらった。

まずは負ける事から始まった異種競争。次にバトルしたのは鹿。KDX200SRで林道をガンガン攻めて走っていた時の事。ブラインドコーナーからフル加速で立ち上がると前に2頭の鹿がいた。2頭の鹿は突然現れたやかましいバイクに相当びっくりしたのか、俺が進む方向へと逃げ出した。俺もそのまま面白がって鹿を追った。全力疾走する鹿。すぐにメーターの針が3桁の数字を指すと程なく鹿に追い着いてしまった。追い着かれた鹿は身体を反転させて崖下に飛び込んだ。物凄い勢いで崖を降りる鹿。上から見ていると降りているのか、落ちているのか見分けがつかなかったよ。とりあえず1勝となった。2勝目はニホンカモシカで鹿を同じく林道でバッタリあったら競争になった。結果も同じくカモシカも崖下へと消えて行った。

1引き分けはスズメとの勝負。田んぼのあぜ道をKDXで飛ばしてたらスズメが驚いて飛び出した。スズメにとってはたまたま飛んだ方向がまずかった。またしても俺が進む方向に飛んでいる。俺が追い着くとスズメは俺のすぐ真横を全く同じ速度で飛んでいる。俺から見ると横で止まっている状態に見えた。手を伸ばすとすぐに届きそうなので、左手で叩いてみる。するとパシッ!を手が当たり、スズメは地面をゴロゴロと転げ落ちるハメに。ちょっと可愛そうな気もしたが、その後すぐに飛び立った。

そしてノーコンテストの勝負。奥多摩有料道路 (現在は無料)をKR250で走っていたら、突然藪の茂みの中から猪が俺に向かって猛ダッシュ!俺は驚いてすぐにアクセルオン。たまたま低いギアで走っていたからバイクがすぐに反応してくれて寸前でかわす事が出来た。俺にかわされた猪はそのまま崖下をダイブして落下。俺はすぐにバイクを止めて猪が落ちた崖下を見たが、遥か下の林が見えるだけで猪の安否は分からなかった。しかし、間違いなく猪は死んだと思う。あの猪をかわす事が出来なかった時には、この崖を落ちていったのは俺の方だと思うと腰が抜けそうになったよ。

猪突猛進を全身で感じてしまった俺。この件で後先考えずに突き進むなんて自殺行為だと悟る。

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2006年10月24日 (火)

再考

今度の土曜日に俺が通っているバイク屋のお客同士で行われるレース、「みうち耐久レース」がある。最初は原付バイクによる仲間内ナンバーワン決定戦のノリだったのが、レースが行われるカート・コースで11月にミニバイク耐久の選手権レースを開催するらしく、その予行練習にと他県からのミニバイクレーサーの参加が相次いでしまった。オイオイ、大丈夫か?当日はほんわかムードがぶっ飛ぶ様な乱戦にならない事を祈る。 (なったらなったでやるだけだが)

昨日、ブログでヨシムラMJNキャブレターをマッハバロン (リトル・カブ)に採用すると書いたが今日になって悩んでいる。なぜならクリッピング・ポイントってショップの広告を見てしまったからだ。MJNを装着するのに掛かる費用を計算すると、あと2万円ほどプラスで102ccボア&ストロークアップ・キットが買えてしまうからだ。何なんだこの安さは・・・ ただただ驚くばかり。こりゃぁ、考え直す必要がありそうだな。

昔、KDX200SRでCRM250に最高速で勝とうとして大金をつぎ込んだ経験がある。峠や林道の速さでは圧倒したものの、とうとう最高速では一度も勝つ事が出来なかった。この時の教訓で「排気量の差は金では埋まらない。」と分かったのだ。本当の事言うとKDXとCRMの両方を注文して先にきた方を購入する事にしてたら、先に来たのがKDXだった。後から来たCRMは友人が購入。自分でそうした手前、マシン選択をミスした事にしたくない気持ちが強く、昔から尖がった性格の俺はCRMに負けじとチューンナップしたのだ。しかし、初期型CRMはオンロード向きの味付けでオフロードバイクとしては当時べらぼうに速かった。CRMはどんなにモデル・チェンジしても最高速は一律160㎞/h前後、生まれながらのスプリンターだった訳だ。今、思い出しても悔しいよ。

昨日の今日で言う事が変わってしまい我ながら情けないと思うが、後で後悔する前によく考えている次第だ。ラムエア・システムに改造したエアクリーナー・ボックスにも愛着があるし、出来れば、可能な限り活用して行きたい。もう一度チューンナップ計画の見直しをするよ。

俺は鋼鉄製の風見鶏。

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2006年10月23日 (月)

自問自答

今日、自宅の倉庫でモンキー用ヨシムラMJNキャブレターのベースモデルとなったミクニフラット24を見つけた。ヨシムラではMJNをカブ用には設定していない。そこで、このキャブを使ってマッハバロン (リトル・カブ)にMJNをピッタリ装着する為の試作品になってもらう。もしかしたら出来が良過ぎてこのキャブをそのまま使い続けるかもしれないが、まずはインテークマニホールドやエアクリーナーのフィッティングをしない事には始まらない。

フラットバルブキャブは円柱型のスライドバルブのキャブよりも時代的に新しいキャブレターである。実はこのフラットバルブキャブは大変に恐ろしいキャブなのだ。昔、先輩に「フラットバルブキャブはキックスタート時は絶対にアクセルを開けてはいけない。」と教わった。俺は良く意味も分からないずにフラットバルブキャブを装着した先輩のマシンをキック始動する。しかし、上手くエンジンを掛けれない。思わずアクセルを少し開けてキックした瞬間、物凄いケッチンが起こってキックレバーがバチンッ!と跳ね上がってしまったのだ。そして、俺はそのままマシンから飛ばされてしまった苦い経験がある。この後にもFCRを装着した自分のKTMで全く同じ事をしてしまい、右足が倍に腫れ上がる捻挫をしてしまう。本気で足が折れたと感じた激しい痛みは思い出す度に寒気がする。学習能力が足りない俺らしい失敗談だ。

フラットバルブは円柱バルブに比べて厚みが薄いから吸気流速が高い。そのおかげで円柱型よりも大径ボアの口径が使用できる。円柱型でしっかり吹け上がる口径と同口径のフラットバルブにすると比較にならない位のレスポンスを見せてくれる。 (注・セッティングが正しく出ている場合)逆に加速ポンプ付きフラットバルブはレスポンスが良すぎて加速ポンプを殺して使用するライダーもいるほどだ。ミクニフラット24を上手にセッティング出来れば、マッハバロンは今以上に鉄砲玉マシンになれるかもよ。

過剰な期待は厳禁だが、これもチューンナップの楽しみの一つ。俺は進化した愛車の実力で、自分が構想したチューニング方法が正解なのか代弁させるのがチューンナップだと考えている。つまり、不正解だと遅いっていう事だ。

言い訳無用のチューンナップの世界。自己満足に終らせたくないなぁ。

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2006年10月22日 (日)

教訓

Ca280047 Ca280046 Ca280045 今日の原付二種ツーリングはエキサイティングで興奮したよ。朝食を済ませた俺は集合場所へと急ぐ。しかし、マッハバロン号 (リトル・カブ)の暖機運転が短かったせいか、オーバークール気味のエンジンが全く回らずスピードが出ない。朝から焦る俺。こんな調子が続くとかなりヤバイ。集合場所に到着。出発時間になり、今日来るメンバーが全員揃わない内に予定の時間通りに出発した。今日のメンバーはXL250とTZR250を含む計8人でツーリング開始。今回はツーリングの連絡が遅かった事もあり、実力者メンバーが少ない。最初のステージは黒川・五城目農免道路。アップダウンの続くハイスピード・コースだ。俺が先頭で走り、工事渋滞でもたつく皆を尻目に先行する。そして、皆から見えなくなると脇道に隠れて慌てて追ってくる後続を後ろから全員抜き去る作戦だ。計画通りに慌てて追い着こうとする他のメンバーを後ろから抜いていく。最後の一人、9馬力の青いエイプも抜いた。だが、さすがは9馬力。俺のマッハバロンよりも3馬力以上パワーがあるだけに、農免道路の終点に後少しの場所でまた追い抜かれてしまった。俺の横をゆっくりと抜いていくエイプを見て「この程度の差ならビックキャブを付ければ何とかなるな。」と思った。この後に思い切り焦る事になるとも知らずに・・・

農免道路すぐの「道の駅・五城目」で休憩し、残りのメンバーと集合時間に間に合わなかった一人を待つ。皆で休憩していると集合時間に間に合わなかった一人が到着。’60年代のアマチュア・レーサースタイルのカブ、通称「ゴミカブ」での登場だ。このマシンはエンジンが中国製で、それ以外の部品は全部スクラップや友人からの頂き物で作られているのが名前の由来。なかなかカッコ良い。次の休憩場所を「道の駅・上小阿仁」に決めて、そこまでの国道285号線を全開走行。紅葉の時期だけに観光客の車が多いが、俺は追い越しジャンキーだからバンバン追い越しても全く苦にならず、むしろ快感だ。俺の後ろに距離をおいてエイプが続く。さすがに馬力に勝るエイプでもこの状況では俺に一歩譲る様だ。

ホッとしたのも束の間、次の大平湖は山頂にある湖の為、道に上りが多くスピードが出難い。最初から最後まで前傾姿勢が強いられるコースだ。大平湖に近づくにつれタイトでキツイ上りが延々続く難所だ。俺がどんなにエイプを引き離しても上りで少しでもスピードが落ちるとすぐに追い着いてしまう。後半はしつこく離れないエイプを気にしながら渋滞する車をドンドン追い越した。無事、今回の目的地「大平湖」に到着。到着後、俺は思わずエイプの若者に「なかなかやるじゃん!」と声を掛けた。正直な話、狭い道の中で沢山の車を追い越すのにはかなり自信があっただけに、しつこく付いてくるエイプはショックだった。大平湖で昼食を取りながら、お互いのライディング談議に花を咲かす。帰りの道は今まで来た道を8分目のペースで帰る事になった。

大平湖からの帰り道はほとんど下りで俺が8分目で走ってもかなりのスピードが出る。俺のマッハバロンはどんなにスピードが出てもメーター読みで95km/hしか出ない。「おかしいなぁ。」と思ったらそれもそのはず、メーターの針がメーターケースに当てってそこからは針が回らないのだ。 (対策を考えないと)帰り道は全く前傾姿勢をとらなくてもエイプを楽に引き離せた。な~んだ、ギア比がロングだから上りで不利な分、下りは有利なんだ。後ろで必死に前傾姿勢をするエイプを最後にぶっちぎる事が出来た。今回のツーリングを教訓にして、次回の原付二種ツーリングまでに最低3馬力はパワーアップさせてやる。今回はガソリンの消費量も多かったので、パワーアップと燃費向上のヨシムラのMJNキャブの導入すると決める。

帰りの途中、地元の老人にこう言われた。「こんな小さいバイクで走るのは大変でしょう?」メンバー全員思わず吹き出しそうになった。

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ベテラン

土曜日はマッハバロン (リトル・カブ)のギア比のチェックを兼ねてバイク通勤。リア・スプロケット30Tは少しロング気味に感じるが、走行に不満はない。上りでどれ位スピードダウンするかが問題だが、チェックは出来なかった。とりあえず、しばらくこれで様子を見よう。最高速は95㎞/h前後。う~む、馬が一頭分足りないなぁ。PC20キャブを改造して装着すれば、もう一伸び出来るかな?

昨日、バイク屋の若いメカニックがXL250のアンダーガードのステー部品の破損で装着出来ないでいた。それでアルバイトが終わってから、俺が修理したステーを持ってバイク屋へGO!今度はうまくいったみたいだ。それから帰宅中にまた最高速アタック。やはり最高速は95km/hでストップした。途中、ガス欠気味なのでガソリン・スタンドでガソリンを入れる。給油中にスタンドの兄ちゃんが俺のマッハバロンを見てこう言った。「これによく似たカブが、いつもここの前を物凄い速さで走って行きますよ。」俺は自分の事だと知りながらワザとそのカブについて聞く。「そんなに凄いの?」すると兄ちゃんがその問いにこう続く。「ハイ、異常な速さで車の間をすり抜けて、あっと言う間にいなくなります。」赤いカブは車体も走りも目立つからいいね、最高だな。でも、もっと目立つようにLEDのライトを付けなくちゃ。

帰宅してからすぐに早さに対して負けてきたブレーキを補うチューニング。フライホイールのウエイト・ボルトの重さを少し重くしてアクセルオフでのエンジンブレーキが強く掛かる様にした。すぐに走りをチェック。良い感じだ。スピードの落ちが早い。明日の原付二種ツーリングで不満が出なければずっとそのままにする。良い走りが出来たらいいが・・・

残念な事に明日は原付二種ツーリングのトップを張る人が用事で参加出来ないとの知らせがあった。またの機会を伺って、その間に更なるチューンナップで差を埋めるよ。楽しみは後に取っておく事としよう。

アルバイト中にふと思う。「人間は年を取って初めて分かる事がある。」ベテランとは伊達に年を取ってない人を指すのだと。俺のモットーは海千山千。

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2006年10月21日 (土)

不足

ヤフーオークションでモンキーRのエンジンを手に入れようと思ったが、程度が悪すぎて割に合わない。新品のパーツを手に入れようとホンダにパーツが出るか聞いてみたら生産中止。う~ん、まいったなぁ。仕方なしに一時休止。とりあえず俺のマッハバロン(リトル・カブ)耐久性のあるチェーンに交換して、タペットも調整した。これで明後日の原付二種ツーリングも何とか行けそうだ。

オークションって他人が落札するのを見てる時は楽しいが、いざ自分もとなれば強気になれないもんだな。出品してる物を見て適正な値段や価値、そして必要性を踏まえて入札しないと馬鹿を見そうで怖い。冷静な判断が出来る様になって、もう少し慣れきたら今度こそ良い品をゲットしたい。でも、希望のパーツってなかなか出品しないもんだなぁ。残念!しょうがないから当初の計画通りにビックキャブから購入するよ。そしたら、しばらくはノーマルヘッドで頑張らないと。誰かこんな迷える子羊の俺にモンキーRのシリンダーヘッドを安く譲ってください。「え、何、甘いって、やっぱりなぁ。」羊の皮だけじゃ化けきれない俺。

そもそもエンジンのパワーアップはガソリンを出来るだけ沢山入れて、全部爆発させて残らず燃えカスをきれいさっぱり出し尽くす事が基本となる。沢山ガソリンを入れる為に排気量アップとビックバルブやビックキャブの交換を行う。燃焼状態を良くするにはキャブセッティングが必要だし、マフラーも抜けすぎず詰まり過ぎないのが大事。基本に返って自分のチューンナップの甘い部分を直して行けばかなり良い所までいけそうなんだけどなぁ。欲が出て来たせいか、考えがまとまらないでいる。

今の俺に足らないのはお金と度胸か、それとも努力なのか?いや、きっと考えが足りないのだ。もっと頭を使おう。

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2006年10月19日 (木)

ブラフ 

今日、俺が通っているバイク屋「いつものピット。」にチェーンを注文した。明日には希望のタイプの物が手に入るはずだ。今度は失敗出来ないぞ。それと、無頼宴で田沢湖を爆走したせいか、タペット音がだいぶ大きくなったみたいだから調整する必要がある。ついでにタペット調整もするよ。タペット音が大きくなったままで俺みたいにブッ飛ばす奴はロッカーアームを折ってしまうケースがあるそうだから気をつけないとな。

今月の原付二種ライダーの業界誌「モト・チャンプ」にフライング・モンキーってクラブが紹介されていた。このクラブは50ccで100㎞/hオーバーのモンキーを実現したそうだ。実はこのクラブから俺は「モンキーRのシリンダーヘッドはバルブがモンキーより大きいので、このシリンダーヘッドはレギュラーヘッドとスーパーヘッド位の性能の違いがある。」との情報を得た。このモンキーRのヘッドをぜひ手に入れたいと思っている。もちろんその際には俺独自のポーティングを行い、更に大化けさせてやる。このヘッドなら現在マッハバロン(リトル・カブ)に入っているキタコの88ccライトボアアップ・キットにそのまま使用可能だから一石二鳥だ。ダックス70のヘッドもいいが高いしね。おまけにピストンもそれに合わせて交換しないといけない。だからモンキーRって訳だ。友人にネットオークションの達人がいるから彼にお願いして競り落としてもらうよ。 (期待してます)このヘッドを使えば見た目は完全ノーマルに見える。よくある羊の皮を被った狼仕様だよ。

話はまた突然に変わってしまうが、俺は日頃から筋肉少女帯の「元祖 高木ブー伝説」をよく聞く。筋少の歌は歌う演劇であるから歌詞自体がほとんどセリフとナレーション。ボーカルの大槻ケンヂが「まるで無力な俺は、まるで、まるで、高木ブーの様じゃないか!」と歌う。ちょっとまて。高木ブーさんは全然無力じゃないし、むしろ才能溢れる芸達者な人なのだ。大槻ケンヂもそれは分かっているはずだが、思わずこう歌いたかったのだろう。高木ブーさんはウクレレの名手でクレー射撃が得意。そして何よりドリフのコントでは、何もしなくてもそれが大爆笑のネタになっている。何もしなくても人を笑わす事が出来るのは世界でこの人だけかもしれない。それって笑いを仕事のしてる芸人から言わせると夢の様な芸だと言うはずだ。才能あふれる人なのにそれを感じさせない凄い人、高木ブー。究極のブラフ (高い実力を隠す三味線野郎)だと思う。

俺もそんな人に将来なりたい。

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2006年10月18日 (水)

かっこつけ

今週からバイク仲間に頼まれて下水道工事のアルバイト。今、工事してる現場はバイクの知り合いが多いからすぐに馴染めた。これで冬期アルバイトは地元秋田に決定だな。アルバイトで稼いだ金で、まずはリトル・カブ用ケイヒンのPC20のビックキャブ (エアクリーナー・ボックス仕様)を買うつもりだ。これで吸気ポートをあとちゅっとだけ拡げられる。ほんのちょっとだけ拡げられたら、今のエンジンの良いところをいっぱい残したままパワーを上げられるだろう。他にも色々試したい事は山ほどがあるが優先して、まずはキャブから。後、ジェベルに装着してエンジン特性が激変したプラズマ・ブースターも買いたい。欲しいパーツは山ほどあるが、じっくり楽しみながら理想のカブエンジンを追求したいね。

今度の日曜日に久しぶりの原付二種ツーリングが行われる。ツーリングのルートは黒川・五城目農免道路から国道285号を経由して太平湖に行く予定。この太平湖までの道に最高に気持ち良いS字コーナーがあり、まるで若くて (舗装が新しい)綺麗で (形の良いS字)官能的な (コーナー好きがヨダレを垂らす)女性が大股開いて「来て!」って言ってる様なカーブだ。マジでゾクゾクするぜ。進入が下りで、上手くマシンを切り返すとアクセル全開のまま上り坂を立ち上がる。こんな気持ちの良いコーナーはここだけだ。あまりテクニカルじゃないので今度一緒に行くメンバーもきっと気に入ると思う。原付二種の猛者共も今年最後の公道バトルが楽しめるチャンス。多数、参加する事だろう。早く日曜にならないかな。

今日は仕事が終ったら、真っ直ぐ自宅に帰ってリア・スプロケットを30Tに交換した。カブ用では市販のスプロケので最小の歯数だ。このギアをどれだけスンナリ回せるかで最高速100km/hオーバーが決まる。おそらく、パワーに余裕があるから良いセン行くと思うが安心は出来ない。まずはスプロケ交換をしてからのお楽しみって思ってたら、勘違いでチェーン切り過ぎてしまったぞ。オーイ、大丈夫か俺?これじゃぁ、スプロケ付けてもチェーンが付かないぞ。ガビーン!やってしまったものはどうにもならんから、諦めて耐久性アップを兼ねてRKのチェーンに変えよう。うん、それに決定。 (思い切りやせ我慢)

100km/hオーバー出来たら次はカッコつけて、最近のビックスクーターを真似てLEDのランプをいっぱい付けるよ。あれって見てて綺麗だもんな。これで秋の夜空の下をクルージングだ。でもカッコだけってのは、好きじゃない。

超個人的意見だが、人もバイクも中身があるからこそ本当にカッコつけられると思う。 

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2006年10月17日 (火)

無頼宴2

無頼宴・初日ツーリングの後は「道の駅・協和」でキャンプしながら飲み会だ。その前に俺はトランポにマッハバロン号 (リトル・カブ)を積み込んだ。翌日に行われる、秋田で最も飛ばせる峠・由利原高原のフリーラン・ツーリング (目的地までの走行ペースは自由)にはジェベル (DR250XC)で参加する為だ。翌朝は高速道路を使って男鹿市の自宅に行き、ジェベルに乗り換える。夜の飲み会は山の中だけあってかなり冷え込んだ。おかげで酒とおでんの美味い事、美味い事。仲間も次第に集まり出す。飲食店の仕事が終ってからわざわざ俺達に美味しいうどんをごちそうしに来る者、仲間に早く合う為に高速道を急いだのにガス欠して遅れた者、翌日のツーリングには仕事で参加出来ない代わりに飲み会を盛り上げる者と、終始笑いが絶えない。しかし、午前1時を過ぎた頃には全員、翌日のフリーランに備えて就寝となる。

俺は朝7時には高速を飛ばして自宅へ。フリーラン用にセッティングしたジェベルに乗り込む。 (最高速160㎞/hに合わせたスプロケットに交換。スパークプラグは当初は熱価11.5番の物を予定していたが、この番数だといきなりウィリーがしたくなってもカブってフロントが上がりづらい。仕方ないので9番の沿面接点のレーシング・プラグに交換し、走りとウィリーの両立できる仕様にした。)集合時間の9時前に「道の駅・岩城」に到着、既に10台ほど集まっている。皆、無頼主催の馬鹿野郎・ぶっ飛ばしランのフリーク達だ。出発時間には計12台でのツーリングとなった。 (この位の台数が調度良い)国道7号線を南下、由利原高原入り口までは誰もが大人しくしていた。フリーランが開始と同時に俺が先に出る。5分も走ったらGSF1200が上りのストレートで俺を抜く。「お、コイツ速くなったな。以前とちがって走りに迷いがない。」去年まで俺に背中を嫌になるほど見せつけられた青年が、今回は俺に成長した姿を見せる。「ハッ、これから先はそうはイカン。」俺達の後ろには他のビックバイクが続く。一本目の峠は見事やられたが、次の峠は俺の十八番だぜ。次はブラインドコーナーが続くパンピー (路面のうねりが多い)なハイスピードコースなのだ。ここは先頭のままでゴールした。ゴール地点はサイクリング・ターミナルで、先についた俺は駐車場をウィリーサークルで回りながら皆を出迎えた。 (周りの観光客は驚きの表情)

この日、俺を抜く事が出来たのはGSFの1台だけ。俺を抜いた青年は俺に褒められて「やっとピーキーさんに褒められた。嬉しい!死ぬ気で走ってよかったぁ。」と満面の笑み。すかさず、俺は彼が天狗にならぬ様に釘を刺した。「でも相変わらず追い越しが下手だなぁ。もっと先を読まないとダメだ。」 (いやな親父)そんな俺の皮肉でも彼の幸せそうな顔は変わらなかった。

帰りの国道7号では俺も含めウィリー好きが4人もいるので、車でごった返す渋滞の中をウィリー合戦。最初に俺がスタンディング・ウィリーで約1.5㎞走り、赤信号でストッピー。それを合図にGSF1200の2台でツイン・ウィリー。すぐに俺とDRZ400が加わり4台揃って300メートルのやりっ放しパワーウィリーを決める。対抗車線の車に乗ってる人達が大喜びで俺たちのストリート・パフォーマンスを見ている。ドンドン調子に乗る俺達。おもしれぇー!これだからからウィリーは止められない。その後、「道の駅・岩城」に戻って休憩してからは、俺を抜いたGSFとは別のもう1台の方とつるんで仲良く地元に帰る。そして最後にこの日の俺達を象徴する様な出来事が起こった。

秋田大橋をスタンディング・ウィリーで通過してそのまま次の交差点まで走る。交差点で止まると何故か前方から視線を感じる。前を見るとパトカーに乗った警官が、こっちを見ながら呆れた顔で首を横に振った。 (お咎めなし、ホッ。)

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2006年10月15日 (日)

無頼宴1

昨日、今日と俺の所属するチームの集会「無頼宴」が行われた。土曜日の初日ツーリング、午後1時に俺のマッハバロン号 (リトル・カブ)、CRM250、T-MAX、バンデッド1200、X-4の5台が集まった。目的地は田沢湖周辺で、タイトなブラインド・コーナーが多い場所だ。マッハバロンの実力と試すには最適の場所でもある。田沢湖までは仲良くコンボイ走行で、湖に到着してからは湖畔一周のフリーランの全開走行。俺は先頭スタートして後から来るマシンに先行逃げ切りを掛けた。

この日のマシンの調子は悪くない。ここでも最高速 (約90㎞/h)イコール・コーナーリングスピードの走りが出来た。10分ほど走ってから後ろを気にしてみたが、他の4台は全然追い着いてこない。途中、道路工事のせいで停車していると後続集団が揃って後ろに着いた。道路工事の誘導員の合図で再度スタート。また逃げ切りを掛けるべく反対車線を含んだ道幅全部を使い、走行ラインを大きく取る。小排気量マシンの命は他車との絶対なるコーナーリングスピードの差にある。いかにこの差を大きくするかが大事なのだ。大きくライン取りを取る事によりコーナー先の状況が早く分かり、アクセルを開ける時間を長く出来る。また、前方の車を追い越しする際の判断が瞬時につき易い。ただし、常に対抗車がコーナー先から現れた時の事を想定して走らなければならない。 こうした走りを繰り返す内に後続のマシンを引き離す事に成功。先頭のままゴールのドライブインに到着し、後のマシン達もすぐに到着した。そしてドライブインで休憩。皆、想像以上に走るリトル・カブに驚いたようで、俺のすぐ後ろを走ったバンデットのライダーは「ストレートを160㎞/hで走って追い着いても、その先のコーナーですぐに離される。あの走りはカブじゃない!」と盛んに言っていた。全ては俺の目論見通りとなった。 (やった!)

これも一昨日来た水本マフラーの影響が大きい。このマフラーはとてもトルクフルで坂道でも十分にスピード維持が出来る。 (坂道でも80㎞/h以下に落ちない)また、武川のリア・ショックがしなやかに踏ん張ってくれるおかげで、立ち上がりや追い越し時の速度の乗りが良いし、ノーマルのフロント・サスは相変わらず良い仕事をいてくれた。あんまり気持ち良く走るから、思わず田沢湖はマッハバロンの為にある様なコースだと思ったよ。

その後、飲み会予定のキャンプ地まで県道を走り、バンバン前方の車を追い越して道を急ぐ。追い越された車に乗っている人達は俺の抜かれると「何が起こったのか?今、抜いてったのは一体なんだ?」と皆、二度振り返るんだそうだ。 (バンデットのライダー談)結局、初日のツーリングは事故や大きなトラブルもなく無事に終り一安心。カブ改でもビックバイクも食える事を証明出来たから俺は大満足さ。そんな俺に向かってチーム仲間のCRMに乗る男が笑いながらCa280044 憎まれ口を叩く。

「だってしょうがねぇじゃん。ピーキーさんだもん。」 (どうもすみません。)

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2006年10月14日 (土)

良心

朝に水本レーシングからマフラーの発送の遅れと連絡ミスの詫びの電話があった。相手の事情を前もって知っていただけに、この詫びの電話に水本レーシングの良心的な姿勢がとても良く分かった。この会社の作ったマフラーなら絶対大丈夫って思えるね。明日は思いっきりブン回す!良心的な会社から製品を買うと、その買った製品に対して自然に思い入れや愛情が湧いてくるものだ。 (以前、ヨシムラの時もそうだった)今度のマフラーは大事にしたい。

俺は昔、バイクを擬人化して接してた。子供だったせいもあるが、機械にそんな風に接する映画やアニメがよくあったから、その影響もある。その頃の俺はライダーとしてとても未熟だったから、自分の腕のなさと甘い考えで傷つき、壊れてゆく愛車に良心がとがめて仕方がなかった。それからの俺はバイクを擬人化するのは止めて、あくまで道具として大事に扱う様にした。10年以上前には、愛車に湯水の様に金を掛けて改造してた。この時の俺は、バイクが壊れたり、満足のいく結果が現れなかったら「また新しいの買えばいいや。」とドライな考え方をする人間になっていた。 (バブルの時代の過ちだった)しかし、こうして長年バイクに乗り続けていると、やっぱりバイクは道具以上の何かがある様に感じる。だが、あえてそれが何か答えを求めたりはしたくはない。全部を知る事が必ずしも良いとは思えないから。

現在は俺なりのバイクの接し方が出来てきたせいもあり、廃車になる様な事故でも起こさないかぎり、「壊したらまた直して、もっと大事に乗ればいいさ。」と考えれる様になった。バイクを消費するのではなく、出来るだけ長く気に入ったバイクに乗りたい。今の俺のささやかな願いだ。

今ともなればジェベルもリトル・カブ両方俺の分身だからね。

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2006年10月12日 (木)

テスト

Ca280040 朝一番に宅急便のドライバーから水本マフラーの配達の電話連絡を受けた。慌てて布団から飛び起き、荷物の到着を待つ。やって来ました、待ちに待った水本レーシングMRFマフラー!早速、箱から出してマフラーの姿を拝む。一目で分かる丈夫な作り。もしかしたら、ノーマルより頑丈かもしれない。後ろから見れば下手な車のマフラーより立派に見える。すぐに装着してみた。エンジンを掛けてアクセルを軽く煽るとその静かさに驚く。暖機後に近所を一回りして試し乗りする。いいね、回る回る。それまで付けていたノーマル改マフラーとは違い、静かなまま速度が伸びる。しかし本来ならもっとパワーが出るはずと、インナーバッフルを外してみた。排気音は少し上がるがまだまだ静かな方だ。また近所を一回り。走りが更に元気になり凄く調子が良い。そのままいつものテスト・コースを走る事にした。これで水本マフラーの実力が分かる。少し緊張しながらテスト開始。上りの速度も悪くない、イケル!結果は4分15秒でベストタイムの2秒落ち。これならキャブ・セッティングを煮詰めれば、すぐにベストタイムを更新出来そうだ。大満足の結果となった。

昼から俺がいつも通っているバイク屋「いつものピット。」に行き、マフラーのお披露目とキャブのセッティングを煮詰める。ゼロスタートからの出だしが若干もたつくので、ジェットニードルのクリップ段数を調整して気になる症状を消していく。納得できるレベルにセッティングする事が出来て、安堵していると「いつものピット。」の社長が「一度、シャーシダイナモに載せて馬力計る?」と言う。前から自分のマッハバロン号 (リトル・カブ)がどれ位パワーがあるか知りたかったのでお願いしてみた。結果は後軸出力で5.9馬力。「思ったほどないな。」だがそれは自分の認識不足だと後で分かる。何故なら、チューンナップ前のリトル・カブのデータがシャーシダイナモのパソコンに入っており、それと比較するとノーマル2.5馬力に対して5.9馬力。出力は約2.4倍になっているのだ。しかも出力グラフのパワーカーブはピークパワーまで真っ直ぐ一直線に伸びている。「俺のキャブ・セッティングもまんざら悪くないな。」と思わずニヤリ。「いつものピット。」の原付二種 (51~89cc)馬力ランキング・トップはエイプ50改 (80cc・CB50シリンダーヘッド・レーシングマフラー・PC20ビックキャブのファンネル仕様)の9馬力。打倒エイプまであと3馬力だ。ちなみにビッグシングルのトップは俺が以前乗っていたKTM・DUKE620改で、何馬力かは忘れたが10年以上更新されていない。 (今となってはどうでもいい事だが・・・

今回、「いつものピット。」のご厚意よりシャーシダイナモに載せてもらったおかげで、馬力のみではなく色々な事が分かった。今よりもギア比をロングにした方が良い事。そして排気ガス測定でキャブのスロー系が少し濃い目の状態と分かり、スロージェットをワンランク下の番数にしなければならない事など。今日一日、テスト三昧でこれからのチューニングに大変役に立つ情報を手に入れる事が出来た。やはり、経験や勘だけでは補えない部分は計測機に頼るしかないみたいだね。いやぁー、面白い一日だった。

今日はテスト三昧で、明後日は無頼の集会ランで俺の腕試しだ。気分は成人の儀式

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2006年10月11日 (水)

新境地

夕方にいつものテストコースを走ってみて、現状のエンジンパワーを把握する事にした。いやぁ、参った。全然走らないよ。マフラーがノーマル改だと抜けが悪くて上りで速度が上がらない。以前の75ccの時は80km/h出てた坂をやっと70km/hで上って行く。話しにならん状態だ。結局ベストタイムの4分13秒から20秒遅れ。水本レーシングにマフラーの発送を確認したところ、明日届く予定だそうだ。マフラー交換で20秒差を埋められるかは疑問だか、最悪の場合はサイレンサーのインナー・バッフルを取り除いてキャブ・セッティングをまた最初から取り直すつもりでいる。音はレーサー・マシン並みになると思うが仕方が無い。本当は静かで速いマシンにしたいが、想うようにに走らなけりゃそうするしかないでしょ。手段は選べないよ格上のマシンと競うのにはね。 (多分、相手は眼中にないだろうが)

昨日、出羽グリーンロードを300㎞も走ってみて、気が付いた事がある。それは現在の二次減速比よりも、もっとロングにしないと最高速はそれほど伸びない事だ。下り坂を全開で走ってもギア比がショートだからそれほど速度が伸びない。つまり、下りで出ないスピードは平地でいくらパワーを搾り出しても出ない。只、加速が良くなるだけで終る。ギア比をロング化する為に各パーツメーカーのカタログを調べて、武川のカブ用リア・スプロケット30Tを発見して早速注文した。もう無頼の集会には間に合わないが先の事を考えての注文だ。カブ用リア30Tは特注以外ではおそらく最小の歯数だと思う。フロントのドライブ・スプロケットはクランク・ケースに干渉せずに装着できる最大歯数の16Tにすでにしてある。前後スプロケットをこれ位にしないと100km/hオーバーは不可能だ。 (一次減速比を変更すれば別だが)例え、高回転型のエンジンで今のギア比のまま100km/hオーバーしようとしても、とてもじゃないがエンジンがもたない。ぶっちゃけ、リトル・カブに乗る前は「100km/h楽勝!」と思っていたが、けっこう大変だね。でも、もうちょっとの感じだからそれまで色々やってみるよ。

話は突然変わるが、 (毎度の事ですまない)映画「東京ゾンビ」のDVDを見た。最高に愉快な映画で嬉しかったよ。哀川 翔と浅野 忠信がハゲとアフロになってゾンビと柔術してしまう。アッケラカンとした二人のトークが最高に面白い。ゾンビ映画なのに全然怖くないし、B級映画のように陳腐じゃない。真面目なエンターティメント。 (ストーリーは別として)この映画の仕事を請けた二人にしてみれば新境地と言えよう。「東京ゾンビ」を見て俺は、この二人でなくてはこうも面白くは出来ないと確信した。さすがは実力派俳優。

俺も早くマッハバロン (リトル・カブ)で100km/hオーバーの新境地に立ちたい。

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昨日、俺のマッハバロン号 (リトル・カブ)が約500キロで慣らし運転 (腰上部品のみ交換済み)を終了したので、半日かけてエンジン全開解禁のキャブ・セッティングを行った。「こんなもんだろう。」と思うレベルのセッティングが出来たので、今日は秋田市から県南に延びる出羽グリーンロード、往復300kmを走行する事にした。なぜなら俺の独自の儀式、「回し癖」をつける為に長距離全開走行を行うのだ。「おいおい、慣らしの後でイキナリかよ!」と思うかもしれないが、これをやると不思議にエンジンが高回転で良く回る様になるのだ。高回転でのアタリ出しと考えてほしい。まぁ、今度の無頼の集会ツーリングで走れば同じ事なのだが、皆と走る時に少しでも調子良くエンジンが回って欲しいので、前もってやった訳だ。残念な事に、まだ水本マフラーが発送されていないので、今回はノーマル改造マフラーを装着しての走行となった。

久しぶりのグリーンロードは何だか新鮮な感じがした。出羽グリーンロードは秋田空港の脇から始まり、その名の通り緑溢れる田舎道だ。紅葉を楽しむのは時期的にまだ早いが、改造カブの全開走行だとかなりのペースなので風景なんか見てられない。道もハイスピード・コースだからほとんどのコーナーが最高速イコール、コーナーリング・スピードとなる。ボケ面かましてるとブッ飛んでしまう状況だ。走行中、前方に見えた車を全て追い抜き、常にアクセル全開を心がける。加工した吸排気バルブの耐久性が心配だったがトラブルも無く、大丈夫みたいでホッとしたよ。今回、300km走ってみて、走行開始時と走行終了時ではエンジンの回り具合が全然違う。この「回し癖」をつける全開走行は思惑通りとなり、無事終了。 (よかった、よかった)

バイクはオーナーの癖が付き易い乗り物で、特にミッション関係に出易い。しっかりとしたギアチェンジをしないとギア抜け癖やギアが入りずらい癖がつく。エンジンの癖もエンジンに改造が施されている時にはキャブ・セッティング不良がほとんどだ。また、フル改造したバイクはオーナーが経験豊かな者でない場合は、トンチンカンな乗り味にされた車両が多い。自分だけしかまともに乗れないマシンなんて、オーナーは良いと思っているかもしれないが正直な話、欠陥車だ。 (個人の自由だから本人には言わないが)大体、この手の改造車はある一定の条件でしか性能を発揮できない事が多く、乗っていても凄く疲れる。乗るのもイジるのも上手な人のバイクは癖が全然無いものだ。普通、調子のいい時の状態を癖がついてるとは言わないのだが、実はバイクが非常に良好な状態にこなれていて、調子良く走る癖がついてるのが真実。

人に七癖、バイクも同様。

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2006年10月 9日 (月)

改造

昨日の深夜、ブログを書いてから「最終兵器彼女」のDVDを見た。「こりゃ、凄いね!」これ程原作通り作られた劇場版映画も珍しい。これ以上手の入れようが無いくらいに次々と主人公とヒロインを苦しめる悲しい運命。ヒロインの女子高生が国家の都合で日本を自衛する為に進化型最終兵器へと改造され、失われゆく人間性への恐怖と主人公との恋愛の板挟みで悩み、そして苦しみ続ける純愛ストーリー。SFとはいえ、見終わってから原作者と監督をブン殴りたくなった。 (これもある意味感動なのか?)悲惨すぎるぜ全くよぉぉ。劇中で伊武 雅刀がヒロインの兵器改造化を統括するマッド・サイエンティストとして出演している。彼は以前「ミカドロイド」(製作・円谷プロ)という作品で、太平洋戦争時に3人の水泳オリンピック候補の選手を不死身の機械化兵に改造する博士役でも出演している。人間性の欠如した科学者役にピッタリの役者だと、映画業界ではもっぱらの評判なのだろうか?それとも他に適した役者が見つからないのか?ハマリ役なんだろうね、きっと。

人間の人為的改造はSFの世界だけでとお願いするが、バイクの改造は賛成も反対もしない。必要アリと判断したら個人の自由でやればいい訳だ。俺がバイクを改造する時は出来るだけノーマルの外観を残したい。俺も若い時には「いかにもカスタムしてます風」も良かったのだが、ある時に自分の改造バイクのベースモデル、つまりノーマルバイクと交差点ですれ違った。すれ違った瞬間、そのノーマルの外観の美しさに目を奪われたのだ。それ以来、外観はイジらない事にしている。 (ただし、エキストリーム用のマシンは別だ。)エンジンのチューンナップはパワーアップ・キットがあるのならノーマル部品と交換すれば、後でまた元の状態 (ノーマル時)にすぐ戻す事が可能だ。しかし、パワーアップ・キットが無い場合では、ノーマル部品を加工してパワーが向上する構造に作り直す必要がある。こうなると、もう後戻りは出来ない。改造が進み、エンジンのほとんどに手が入った状態だと何年かしてニューマシンへチェンジする時には、年式遅れのレーサーマシンの様に二束三文の叩き売りだ。プロのバイク屋でもこの手の改造車はよっぽど実状を理解してなけりゃぁ、手間と時間ばかり掛かって仕事にならず厄介者にされる。キットパーツを用いた改造ならノーマルに戻して、キットパーツも別口で売る事が出来る。あると無しではその差は大きい。どっちにしてもバイクの改造とは金と手間の掛かる贅沢な遊びに間違いない。

バイクの改造にはお金と時間が必要だが、何よりも経験がものを言う。ベストの状態にしようとしても、ベストな状態とは何か?どうなればベストと言えるのか?これが解らなければ始まらない。ノウハウが分かるまでには沢山のチャレンジをしないとダメだろう。俺の場合、キャブのチューンナップは長年やったおかげで自信はあるが、エンジン本体のチューンナップは今まで一流のプロに任せてきた。でもカブだけは自分の手で改造したいと思っている。別にカブが機械的に易しいからだけではなく、100%自分の手で生まれ変わらせたい気持ちが強いからだ。そして、生まれ変わったカブに俺はこう言ってやるんだ。

「マッハ・バロン! (リトル・カブ)お前の力を見せてやれぇぇい。」

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縄張り

8日の22時頃に久しぶりにビデオ屋に行った。店内を物色して「東京ゾンビ」を発見。主演の哀川 翔がハゲヅラ被って最後にゾンビになる話だ。ぜひ借りたかったが、あいにく貸し出し中だった。仕方なく映画「最終兵器彼女」を借りる。原作は人気コミックだが以前に読んだ時に単行本が欲しくなるほどの感動は受けなかった。ただ、「こんなに自分の生み出したキャラクターを苦しめるマンガも珍しいな。」とだけおもった。映画ではどれ位苦しめているのか興味を持ったのだ。ブログを書き終わったらじっくり見たいね。

今日はテリトリーについて書きたくなった。テリトリー、すなわち縄張りだ。動物の世界では当たり前の事だが、人間社会では獣の匂いを漂わせるヤクザ社会で主に用いられる。走り屋の世界では地元のよく行く峠や道の事を指す。実際はいつも行っている得意なコースを自分のテリトリーだと勝手に思っているのが現状だ。昔、仮面ライダーの死神博士でおなじみの怪優・天本 英夫 (故人)が大鶴 儀丹主演の「湾岸ミッドナイト」って作品の中で、車のパーツ屋の主人役で登場していた。 (古本屋の主人の様な風貌そのままで)その天本氏が劇中でこんな物語を語る。「バスルーム・シンガーって知ってるかい?」物語はこのセリフから始まる。「バスルーム・シンガーとは風呂場で歌を歌うとプロの歌手も顔負けにメチャクチャ上手い者の事だ。しかし、風呂場意外の所では全然上手くない。バスルーム・シンガー自体はその事をしっかりと自覚していて、皆にはこう話すのだ。「私の歌は最高よ、ただしバスルームの中でならね。」てな。」切ない話だが凄く印象深かった。当時の俺は地元の峠をメモ帳片手に研究し、少しでも速く走れたらと真剣に考えていた。だからこの話のバスルーム・シンガーの様に地元の峠・自分のテリトリーだけは誰にも負けたくなかった。「例え、世界チャンピオンが横に並んでも俺はバトルする。」当時の俺は恥ずかしげもなく、そんなセリフを吐くヤツだった。 (今思えば、トコトン青臭い男だったと思う。多分、今でもそうだろう。俺はそんな自分が最高に気に入っている。クレイジーは小さい頃からだから今更直すのは絶対に無理だからね。)でもそう考えている走り屋は俺だけではないはずだ。

自分が好きな峠や道を自分が一番速く走りたいと思うのは走り屋として当然の心理だ。年に何度か「最高に俺は乗れている!」と思う瞬間がある。「今、この道を俺が一番速く走っている。」とね。それが単に勘違いだとしても、そんな風に思える瞬間は極上の幸福感が味わえるのだ。その瞬間の為に走り屋は走っていると言っても過言ではない。世界中の走り屋が日夜その瞬間を求めて走り続ける。でも、その極上の幸福感を更に上回る快感を俺は知っている。それが何だか分かるかい?

それは「今、この道を俺が一番速く走っている。」と感じながら走っているヤツを抜き去る事さ。

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2006年10月 8日 (日)

宗教

今日は宗教とバイクについて書きたい。俺は宗教について1つの考えがある。それは強い者には宗教は必要ないという事だ。自分が若く、全身に力が漲り、生きる事に張り合いを持てる時には神や仏の存在を感じる暇もなく、またその必要もない。人間は生まれてから必ず訪れるゴール、死に向かって走っている。生きる事に疲れたり、自分の人生に希望を見出せない時になって初めて何かにすがりたくなるものだ。俺は高校時代、自分の人生に一切の希望が持てない時期があった。そんな時に一冊のバイク雑誌に出会い、バイクに乗りたいと強く願った。それから20年以上バイクと共に生きている。この時はバイクに救われたと思った。しかし、このバイクも俺に絶望を感じさせる原因になったりした。

バイクは時としてライダーの死の発生原因にもなる。でもバイクはあくまで道具であって、死の直接の原因はその人の行動や能力そして運が問題となる。その死に対し向き合うからこそ本物のライダーはバイクに乗り、生きる喜びを感じられるのかもしれない。今から10数年も昔、峠ブームの頃に奥多摩や大垂水で救急車に運ばれる沢山のライダーを見た。あの頃は皆どこかおかしかった。俺もその一人だ。目の前で死んで行く名も知らぬ仲間達。「ここは戦場か?」と錯覚すら憶えるほどの異常な事態が毎週続いた。そんな加熱したブームも去り、普通のバイクライフを送れるかと思えば俺はそうではなかった。まるでベトナム帰還兵の如く、あの異常な事態に身を置いたせいで身に危険を感じるほどの強い刺激がないと眠れなくなってしまった。病院にも行ったが睡眠誘発剤をもらうだけだった。眠れぬ日々が続く。生活は荒れ、トラブル続きの私生活に疲れ果てた俺に、今はもう故人となった兄の様に慕っていたバイク屋の主人が「またレースをやれ!」と言った。俺は言われるがままにモトクロスをやっていた。そして次第に元の自分を取り戻していった。

宗教とは救いを求める人を救う為にあるべきと思う。また生きる希望を見出せない人の為にもあり、そして死の恐怖に苦しむ人の為にあるべきだ。だが実際には宗教間の摩擦により世界中で抗争や戦争が起きている。俺が仮に神さまだったなら「お前ら、なにやってんだよ!」と言うね。本来の宗教の意味を見失っているのが人類創生以来の宗教の実態だ。 (全部とは言わないが)それに比べたらバイクとは、宗教で麻薬で薬で最高のパートナー。こちらの考え方1つで何にでも変わる。面白いだろ、バイクって。俺はバイクが好きだ。年配のライダーには俺の様に「バイク抜きの人生など考えられない。」と言う人が多い。現在進行形の人もいるだろう。こうなると本当に宗教に近い。バイクに乗る事で幸せを感じられる人は幸運な人だ。

俺の入信してる宗教の名を知っているかい?その名はスピード教。

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2006年10月 7日 (土)

迷い

夜に吉野家で牛焼肉定食を食べながら、何となく自分の事を考えた。「何でいつも俺は速そうに見えない乗り物で速く走ろうとするのか?」性癖?それとも欲望?定食を食べる箸が止まってもなかなか答えを出せない。かなり遅い夕飯が終わり、愛車のステップワゴン (こいつもみかけによらず速い車)に乗り込む。そして信号待ちをしている時にふと思った。俺自身が「みかけはこんなだが中身は凄いぞ。」と虚勢を張っているのかも知れない。だとしたらなんて卑しい根性なんだろう。しかし、もしそうだとしてもこんな人間は今の時代に山ほどいるだろうから気にする方がおかしいのかもしれない。俺はしょせん俺。こうして等身大の自分を悟る事は悪い訳ではないはずだ。自分をよく知れば戦い方も解るってもんだしな。「カブで速く走って何が悪い!」結局開き直ってお仕舞いの独り言。

今日、いつも通うバイク屋に行ってカブのエアクリーナーボックスを貰う。 (サンキュウ!)今までのボックスが度重なる加工跡で強度に問題があるからだ。だが、別に割れたり、落ちたりするのではない。吸気とするとボックスの強度が低いと負圧による変形は起き易く、安定した混合気を作れない恐れが出てくる。こんな事が影響するのか?と思うかもしれないが現実には起こるのだ。ボックスがかなり硬く強度があるのは壊れ難くする為だけではなく、吸気効率にも係わる。だから貰ったボックスでラムエア・システムを作り直しするのだ。

昼間に軽くキャブ・セッティングをしようとしたらマフラーの排気漏れが酷く、エンジンが全くかからない。試しにノーマルマフラー改に交換したらすんなりとかかってしまった。もうモリワキ・チタンマフラーはオシャカだな。早く来い来い水本マフラー。今回、スロージェットの番数を上げてみたが土砂降りの雨で試走出来ず。アクセルを煽って様子を見る。やはり少し上げ過ぎなのかアイドル・スクリューの戻し量が多すぎる。通常は2回転前後に対し、3と4分の3回転だ。明日、ボックスを作り直してから、もう一度元の番数に戻してみよう。メインジェットの方もベストからは外れているはずだから、濃い症状と思われる加速時のシャクリを無くす為に15番落としてみた。これも試走しないと正しいのか解らないので、とりあえずアクセルを煽って様子を見ただけで終った。煽った感じは悪くない。

俺の人生迷いだらけ。だって俺は方向音痴だからしょうがない。人生のナビが欲しいね。

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2006年10月 6日 (金)

レギュレーション

昼間まで寝てたら親戚から稲刈りしてくれと頼まれた。叔父が肝臓を患って仕事が出来なくなってしまったのだ。コンバインを運転する為に親戚の家へ。昼からマッハバロン号 (リトル・カブ)のキャブを軽くセッティングしたかったがしょうがない。稲刈りするぜ、レッツコンバイン! (分かる?)

公道を走る車には車検はあるが、レギュレーションはない。どんな車でも陸運局に安全性が認められて車検をパスすれば、堂々と街中を走れる。レギュレーションを決める必要は公平な競技を行う為だけにある訳だが、俺はいつも、もしこのレギュレーションが無くなって何でもアリになったらと想像する。昔、「アローエンブレム! グランプリの鷹」ってアニメがあった。若きレーサーがその才能を認められ、自分のアイディアで次々とF-1カーを改良して勝利する物語だ。 (エンディングテーマに使われた水木一郎が歌うレーサーブルースは泣ける。)大人になってからこのアニメを考えると、主人公が考えたアイディアは全てレギュレーション違反だった事に気が付いた。彼が作ったマシンは前輪が4輪、後輪が4輪の8輪で、可変機能付きウイングの画期的なF-1カーだが、どれもレースを運営するにあたって問題があったり、安全面から危険と見なされ禁止になったモノだ。現代では電気自働車の世界でこの8輪は有効と判断された。各ホィールに1つずつモーターが使用されていて駆動性、旋回性で通常のガソリン車の性能をはるかに凌駕しているそうだ。この電気自働車には片山右京が試乗してその異次元的性能に驚いていた。可変ウイングも超小型コンピューターが発達した現在なら細やかな制御で安全性に問題なく使用出来ると思う。グランプリの鷹はまさに夢のマシンだったのだ。

しかし、人間の凄いところは毎年レギュレーションで速さを抑えて安全なレースを運営しようとしているのにもかかわらず、コースを走るタイムが常に速くなっている事だ。ルールでダメならまた他の方法を更に考える。スピードに掛ける人間の欲望と言うか、本能と言うか、向上心と言うか感心させられてしまう。仕事でレースに係わる人は大変だろうが、その点俺の様な走り屋は気楽でいい。レギュレーションなんて無いから何でも出来る。技術的、経済的な面をカバーさえ出来ればどんな怪物だって作れる。要はどれだけのモノを求めているか個人の想像力次第。

二輪の世界ではよくホンダがレギュレーションの槍玉にされた。オートマや二気筒エンジンのモトクロッサー、楕円ピストンなど。単なるレースに勝つ為のモノではなく、本当に良いモノなら市販車にドンドン応用したらどんなに素晴らしいかと思った。15年前、ホンダがオートマCR250を出すと聞いて注文したらダメになり、10年前にはアルミフレームのCRM250が出ると聞き注文したらまたダメになった。そんな事があり俺はしばらくホンダのバイクには乗れなかった。

でも今はホンダのリトル・カブに夢中だ。セミオートマ的な遠心クラッチ、アルミフレームの必要性を感じさせない軽いフレーム、そして豊富なレース部品。ある意味究極のバイクだ。

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2006年10月 4日 (水)

悪行

14日の無頼の集会までに水本レーシングのマフラーを装着できるか納期の確認をしたら、週明けに発送できるとの事だ。正直嬉しい気持ちでいっぱいで、子供時代によく通信販売でアメリカ製品を買っていた時以来のワクワク感がする。久しぶりだなぁ、この感じ。年齢を重ねるとちょっとした事で感動はするが、ワクワク感はあまり無くなるね。昔、峠によく走りに行ってた時期は「今、この瞬間にも何かが起こっているかもしれない!」とドキドキワクワクして通っていたが、一時期のキチガイじみた峠ブームが去ると自然にその気持ちも萎えてきた。それ以来俺は面白い事は自分で作る事にした。無理、無茶、無謀な事に挑戦し、幾度も挫折を繰り返した。最近はその経験のおかげで気持ちが折れる前の寸止めが出来る大人なれた。腹八分の大切さがやっと分かったからね。過ぎたるは及ばざるが如しの精神でマッハバロン号 (リトル・カブ)をチューンナップして、おいしいトコ取りのマシンに仕上げたい。

夕方、バイパス道を走ってたら、後ろから物凄い勢いで追い着いたアルト・ワークスの兄ちゃんに「それスゲー速いけど何cc?」って聞かれたよ。「88cc。」って答えたら、すぐに「何キロ出るの?」とまた聞かれた。「100キロ。」と一応答えたが、慣らし運転中だから本当は自分でもまだ分からんのだ。他人にそういったからには嘘つきにならない様に意地でも出さなくてはと思う。100キロの大台はすぐそこだ!まぁ、見ててくれ。最高速ばかりにこだわると、以前にやったジャリ道最高速アタックの時みたいに耐久性度外視になりそうで怖い。腹八分、腹八分っと。

話はちょっと前の事になるが、GIGの打ち上げのときに飛天流SS3のシモちゃんに「大阪にはけっこう秋田出身のライダーが多くて、話をしてると必ずピーキーさんの話が出てくる。」と言われた。俺が「どんな話か?」と聞くと昔やった無理、無茶、無謀と悪行の数々が出て来た。俺は相変わらず自分の恥を全国にブチ撒けながら生きてるなぁ。シモちゃんに俺の悪行の真相を問われたが、真実を話すとまた友人を無くすので適当に誤魔化した。 (シモちゃん、ごめん!)

俺も阪神タイガースみたいに恥かきながら強くなれたらいいなぁ。最後に勝つのが男の醍醐味。

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兵器

実は昨日で今年の俺の仕事はほぼ終わり。明日から暇な間のアルバイトを探して、稼いだお金をカブの研究費に充てるつもりだ。今日は訳あって映画「出口のない海」を見る事となった。前から気になっていた作品なのでこの機会にぜひ見たいと思い、久しぶりに映画館に入ったのだ。この映画はいきなり連合艦隊に爆雷攻撃をされる日本海軍潜水艦のシーンから始まる。その潜水艦には4機の人間魚雷「回天」が搭載しており、多数いる潜水艦搭乗員の内の4名はその回天の乗組員だ。敵の攻撃は逃れられたものの、4機の内の1機が攻撃により破損。その機に乗り込むはずの男が自分の命を死に追いやるはずの愛機?に対し無念の涙を流す。ライダーの俺としては下手すると自分を死へと導く可能性もあるバイクに乗っているだけに、この無念の涙に疑問を憶えつつも同情の目で見てしまい、思わずもらい泣きしてしまった。

この映画は俺の見解では悲しい青春映画に間違いない。三島由紀夫氏の小説の様に滅びの美学を訴えている訳でもなく、戦争の悲惨さのみを題材にしている訳でもない。青春を謳歌する時期が戦争と重なってしまった若者達の話だ。敗戦の色が濃くなるにつれ、追い詰められた日本海軍が一発逆転の期待を込めて開発した人間魚雷。やれる限りの事をとことんやり尽くしても勝てなかった戦争が映画では描かれていた。魚雷に人間を乗せて敵戦艦を撃破する不条理な作戦とは対象に、残された武器 (魚雷)を2つに切り離して真ん中に運転席を設置しただけの合理性が生み出した自殺兵器が、この悲しい青春映画により大きなインパクトを与えている。館内のお客は俺を含めて全員、映画後半から泣きっぱなしだった。そんな切ない物語とは別に俺の変態部分・メカフェチが回天の錆びた機体に痺れまくる。 (嬉しいやら、悲しいやら)

戦時中、経済学者は日本の勝利はありえないと最初から分かっていた。そんな中、科学者達はあらゆる方法で日本を勝利させようと人間性を欠いた研究を重ね、そして実践した。 原爆さえ作ろうとしたのだ。高純度のウランを積んだUボートは、ドイツから日本に到着する前に敵からの攻撃で沈没した為、作戦は頓挫したが・・・。いつもPhoto_17 犠牲になるのは何も知らない者のみ。戦争は「ガンダム」みたいなSFの世界だけでいい。平和ボケで犯罪が多発しても本物の戦争よりはかなりマシなはずだ。やっぱり平和が一番だね。 (本当は犯罪が多いのも平和とは言えないが)

神様!仏様!御先祖様!お願いです。いつまでもカブに乗れる平和な日々が続きます様に・・・

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2006年10月 3日 (火)

波動

Photo_15 今日、仕様変更したエアクリーナー・ボックスをリトル・カブに装着し、暖気運転が完了してからアクセルを煽りエンジンのツキを見る。アクセルの開け具合以上に力量感を感じる。試しにボックス本体側に開けた吸気口をガムテープで塞いでみると、もっと感じ良く力量感が増した。試乗を兼ねて慣らし運転開始。今までの大気開放方式のラムエアとは違い吸気口が1ヶ所になったのでボックス内で吸入された空気同士がぶつからず乱流が発生しない。安定した混合気を供給出来る為か、これまでよりもアクセル開度を絞っても速度は同じに走れる。やはりボックス本体を密閉したラムエア・システムの方が見た目も自然で効果も大きいようだ。これは大成功だと思う。

吸気系が調子が良いと不思議にマシン全体の調子が上がるって知ってる?今回の改良でエンジンの調子が上がったら、昨日まで硬いと感じていた武川のリアサスが良く動く様になって乗り易い。これは最近の調べでは波動が関係しているのがようやく解ってきた。俺は学者ではないので詳しくは説明出来ないが、体験上でよく解っているつもりだ。例えば、キャブのメインジェットの番数を上げてワザと混合気を濃くする。するとそれまで軽かったはずのアクセルが硬く、重く感じてしまったりする。他にも、天候の変化でエンジンの調子に上下が見られる度にマシンが軽く感じたり、重く感じたりする。特にファンネル仕様の直キャブ車は余計に感じ易いはずだ。エアクリーナー・ボックスがその変化を緩和させているが、多かれ少なかれエンジンの調子イコール、マシン全体の調子になる。キャブセッティングが今1つ調子が出てないの先にサスの調整を行うのは、結局最後には二度手間で終ってしまう。あくまでもエンジンあってのバイクなのだ。

エンジン完調でサスも良く動く、しかしまだ慣らし中。ちょっとつらいがコーナーだけでも楽しむ事にした。俺はカブを何とか上手く乗りこなそうと試行錯誤した結果、ある人のライディング・フォームにそっくりになってしまった。その人の名は東福寺 保雄。そう全日本モトクロスⅤ9連覇のチャンピオンである。彼が鈴鹿のスーパーバイカーズ (今のモタードレース)で見せたフォームにそっくりになったのだ。そのフォームとは、骨盤を立てた状態でリアタイヤにトラクションを掛けながら上体をイン側に傾け、イン側の手でハンドルを引っ張ってマシンをバンクさせる。コーナーがきつい時にはイン側の足を出して走ると更に曲がり易くなる。言わば完全なオフ車乗りだ。この走り方だとカブでもロードスポーツ並みのコーナーリングが可能となる。俺の走りを見た友人達はカブの存在能力にやっと気が付いたみたいだ。カブは乗り方次第でクルクル曲がります。

少しずつ方向性が定まってきたマッハバロン号 (リトル・カブ)。俺は日本一皮ジャンの似合うカブだと勝手に思っている。

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2006年10月 2日 (月)

立ち食いそば

Photo_14  マッハバロン号 (リトル・カブ)の慣らし運転初日。排気量が上がったら、75ccの時には大丈夫だった応急処理で直したはずのモリワキマフラーが排気漏れを起こして芳しくない。70㎞/h近く速度が出ると排気漏れのたびに一瞬、失速してしまう。まいったなぁ。早く来てくれ、水本マフラーよ。俺にはお前が必要だ。 (単に60㎞/hで走れば問題なし?)

夕飯後、月刊コミック・リュウ創刊号の付録、俺が大好きな押井 守監督の「女立食師列伝」DVDを鑑賞。映画「赤い眼鏡」から続く一連の物語を20年近くも描き続ける押井監督のこだわりに感心するばかりだ。しかも、どの映画もシリーズ作品なのに全く違う映画に見えるほど、毎回力作揃いなのが凄い。 (最近、人の感心ばかりしている俺。)劇場版パトレイバーの同時上映作品「ミニパト」に使われた切り絵アニメーションを写真でやっている「立食師列伝」は今度ぜひ見てみたい。押井作品はいつも俺の魂に突き刺さる。

DVDを見てたら突然、リトル・カブのエアクリーナー・ボックスに採用しているラムエア・システムを、もっと加圧出来る様に仕様変更するアイディアが浮かんできた。下着姿のまま車庫へ行き、エアクリーナー・ボックスを改良した。ボックス本体にジェベルから以前外した吸気ダクトを加工して装着し、ラムエアの導風パイプにするのだ。追加した分、吸気穴を減らしバランスを取る。穴を塞ぐのにはシリコンで埋めておいた。それと、乾式エアクリーナー内部に伸びた吸気ダクトをカットして吸気抵抗も減らす。キャブ・セッティングが変わるかも知れないが、どうせ慣らし運転後にセッティングしなくてはならないので同じ事だ。レース用キャブを使わないからパワーアップもアイディア勝負。目指すは扱い易いハイパワー!

「女立食師列伝」を見たら無性に自動販売機の立ち食いそばが食いたくなった。今から港までカブで食いに行くかな。

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2006年10月 1日 (日)

ボアアップ

Photo_12 昨日の昼から俺のマッハバロン号 (リトル・カブ)を88ccにボアアップし、リアサスを武川の強化サスに交換した。行き着けのバイク屋さんでキタコのメッキシリンダーを組んでいると友人達から、リトル・カブの改造ペースが異常に速すぎないかとからかわれた。俺は夢中になるといつもこんな感じなので、人から言われて初めて気が付いた訳だ。そういえば昔から何かやり始めると今までの遅れを取り戻すかの様にあれこれ試行錯誤する。しかも誰が見ても回りくどいやり方で、常に自分の考えが「正しいのか?間違いは何か?」確認しながら行う。だから事の展開を速くしないと納得いかないのだ。まぁ、その分人より楽しんでるつもりだけどね。周りから見ると苦しんでいる様に見えるのかもしれないが、俺はこれで十分楽しい。

今回はノーマルシリンダーヘッドも幾つか改良したので、只ボアアップした時とは違いエンジンが生まれ変わった様な感じを受けた。吸排気バルブを加工 (バルブ傘にエッジ加工、バルブシャフトにウエストをつけた)して組み込み、エキパイ取り付けボルトをステンレスの強化品に交換。その為か組み上がってからの試乗ではトルクの向上はもちろん、走行中の印象がガラリと違うモノになった。何か125ccクラスのアメリカン・モデルに乗っている感じがする。程よく強化されたリヤサスの影響もあって、ふわふわした原付バイクのイメージは皆無となったのだ。これならロングツーリングしても飽きないな。乗ってて凄く落ち着く。ボアアップする際に、はずした75ccのピストン&シリンダーに焼き付き跡があってので、今回は慣らし運転を長く、慎重に行う事にする。 (まだまだだね俺も・・・)

エキパイの溶接部が壊れてしまったモリワキのマフラーは応急処理して、スプリングで押さえて留める方式に改めて問題なしに使用できるレベルになった。水本マフラーが来次第、カブ仲間の友人にこのマフラーをあげる約束をしたが、あげるのが惜しくなる位の出来だ。 (ちゃんとあげるけど、こう出来が良いと勿体無くなるのが人間の心情だ。)早まったかな?今度来る水本マフラーが高性能なら何て事ない話だ。期待してるよ水本レーシング!

2日前から約3週間ぶりにルトル・カブに乗ったら、面白くて楽しく最高にハッピーな気分になった。俺にとっては極上の精神安定剤。

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