約束
今日は仲間内№1決定戦vsミニバイクレーサー軍団「みうち耐久レース」の開催日だ。主催者は「変態組合の大番頭」こと料理長。 (ご苦労様でした)楽しいレースはあいにくの雨模様から始まった。レースの行われた協和カートランドがゲートオープンしてすぐに受付開始。受付時に受け取った計測機をマシンに装着して練習走行OK!俺がここのコースを走るのは15年ぶりなので体とコース勘を慣らす為に誰よりも早くコースインした。俺のマッハバロン (リトル・カブ)はミラーを外してライトとウインカーにテーピングした程度で、しっかりナンバープレートも付いたままの状態。他のレーサー然したマシンとはかけ離れた印象で完全に浮いていた。しかし、カブはコースを走ると元々実用車なので今回の様な濡れたコースでも難なく走ってしまう。元々悪条件で実力を発揮するバイクだから乾燥した路面状況の時と比べてもそれほどラップタイムが変わらない。2サイクルのハイパワー・ミニバイクが濡れた路面では実力を出せない中で、水を得た魚の如く走行する俺とマッハバロン。公式練習後には何人もの人から「カブって速いんですね。」の言葉を貰った。
しかし、快進撃はここまで。天候が好転 (俺にとっては悪転?)してしまい、路面がドンドン乾くにつれミニバイクレーサー達が元気を取り戻し始めた。それでも予選は31チーム中14位のタイムを出す事ができた。本番の90分耐久レースではコンスタントに自分の走りを貫くのみだ。オフロードのエンデューロ (耐久)レースで鍛えた体力とペース配分で、マシンのクラス分け無用のバトルロイアル混戦レースをどう乗り切れるかワクワクドキドキ。コースが生乾きの状態からの一斉スタート。馬鹿速いS80クラスやSP50は自爆を期待して一切無視。あくまでライバルは仲間内のマシンだ。菅生ネイキットレース・コンビで結成されたチーム・ホットファクトリー。オフロードレース用に改造されたストリート・マジックを改めてオンロード仕様にしたSATOさん。 (彼はジムカーナが得意なテクニシャン)レースのインターバルにGSX750でエキストリーム・バイクの妙技を披露した34も菅生6時間耐久レース仲間とチームを組んで参加した。そうそう、俺のアルバイト先の「渡辺推進土木」からも多くのライダーが参戦し、ガッツな走りを見せてくれた。
俺とマッハバロンは終始あっさりとした走りを目指したつもりだが、他のライダーに言わせると「テールはズルズル滑ってるし、メインスタンドはガリガリ擦りぱなしだから見てて怖い。」だそうだ。俺は全く気にならないが周りは気になってしょうがないらしい。レースは県外から参加したチームと地元ミニバイクレーサーが上位を独占。仲間内で最高位はTZR50のチーム・ホットファクトリー (総合10位) 、2位はストマジ改SATOさん (総合12位)、3位が俺のマッハバロン (総合13位)。全くの街乗り仕様でこの順位なら上等でしょう。でも、俺より速かった仲間達にはお約束の言葉「おぼえてろよ!」を吐き捨てさせてもらいました。 (半分以上本気)いやぁ、面白かったぁ。表彰式後の豚汁鍋も美味かったし、言う事なしのお遊びレースでした。
でもね、レース後にJUNの96ccボア&ストロークアップキットを注文させてもらったよ。来年のリベンジの為にね。 (かなり
根に持つタイプ?)
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