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2006年12月 4日 (月)

独り言

朝から起きるのが楽しみな日は、一年通して一日あれば上等だ。今日がその日だったのだ。雪が降る早朝に車庫からマッハバロン (リトルカブ)を出し暖気運転をする。寝間着から仕事着に着替えて楽しい通勤の始まりだ。自動車のスパイクタイヤが全国的に禁止されてから10年以上経つが二輪車は125cc以下の排気量なら現在も許されている。しかし、この事を知る人はとても少ないのが実状だ。それでは何も知らない人達にスパイクタイヤのパフォーマンスを見せてやろう。スタートから快調に飛ばす俺。それでも慣らし運転中なので60㎞/h前後の速度だ。だが、この冬最初の本格的な積雪だけあって他の車達は俺よりも低い速度で慎重に走っている。気持ち良いくらい前に進めたよ。ただし、ブレーキング時とコーナリング時だけ積極的にタイヤにトラクションを掛けてタイヤの接地圧を上げてやる必要がある。

トラクションについて詳しく知らない人にトラクションと言うとアクセルワークでタイヤをグリップさせる事と勘違いしてる様だ。中身は全然違う。アクセルコントロール以上に重要なのは運動エネルギーの変換なのだ。例えばブレーキングすると慣性の法則で車体とライダーが前に行こうとする。しっかり腰を入れてブレーキングを行うと、そのエネルギーは車体を地面に押し付けられる方向へ向きを変える。すると安定したブレーキングが可能となるし、その直後にブレーキをリリースするとそのエネルギーは解放されてフリーの状態になる。その時すかさず足や骨盤を使った加重で運動エネルギーを後輪が地面に喰い付く方向へと切り替えれば、ブレーキング、コーナーリング、立ち上がりまでの一連の動作を効率よく行えるのだ。つまり速くて安定した走りが出来るって訳さ。本当に上手いライダーは路面のグリップが良い時でも、こんな風にトラクションを掛けてエンジンのパワーをしっかりタイヤから路面に伝えているから当然鬼っ速い。俺はこの技をカブでやっている。

凍りつく様な日にバイクで走るとアイシングを起こす。アイシングとはキャブレターやマニホールドが冷たい突風などで急激に冷やされ、安定した混合気供給を妨害してエンジンを不調にさせる現象だ。マッハバロンも現在これに悩まされている。キャブにちょっとした熱源を付けるか、外気と遮断するかして対策しようと考えている。「グラスウールでキャブをぐるりと巻いてみるのも良いかも・・・。」とりあえず何かしよう。

「なんか良い方法がないかなぁ。」俺がよく言う独り言。

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コメント

マニホールドについているヒートインシュレーターを外すと良くなりますがセッティングが変わります、
ガソリンの気化熱でキャブが冷やされ空気中の水分がスロットルバルブ付近で霜付き状態に!
以前自分のメイトで何度も体験しました、特に下り坂で死にそうになったことがありました。

投稿: カーチス | 2006年12月 5日 (火) 21時56分

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