卒業
毎度お騒がせします。ピーキーです。
今日もコメントをくれた皆さんに感謝します。
最近さぁ、40歳って年齢になってみて思うのよ「孔子は40 (歳)にして迷わずって言ったけど、今までの俺はそのまんま迷走状態だ。」とね。人間が何か目標を持った時にはそれまでとは違い、分別とかある程度のケジメが必要なのは薄々感じている。「人間の可能性は無限。」とは言うけれど、俺が考えるには人間ってのはその時その時でエネルギーの限界値が必ずある訳で、目標達成の為には何らかの制約は必要になる。自分の限界値の枠を努力で一つ一つ打ち砕く。「何て面倒な作業なんだろう。」と正直そう思うよ。やりたい事を出来る様になる為にそれを我慢する矛盾。例えるなら、最初は単なる喧嘩好きの男が喧嘩を強くなる為にボクシングを習うとする。しかし、ボクシングで強くなるには厳しい練習が大事で喧嘩なんかしてる場合じゃなくなる。そんな矛盾だ。現在、日本のエキストリーム・バイクの達人達は皆、上手になる為に公道パフォーマンスを卒業して、日々訓練に明け暮れる。俺も何時かはそうする時が必ずくると分かっていたよ。上手になるか、下手で終るかここが思案の分かれ目だ。「う~ん、ちょっと考えさせてくれ。」
マッハバロン (リトルカブ)の方は封印が解かれて今が最好調。最高速も87~93㎞/hを行ったり来たりの状態だ。全開走行だと暖冬のせいもあってスパーク・プラグが真っ白け。せっかく寒さ対策で熱価番数を下げたのに台無しだよ。6番から8番に交換する。ラムエア・システムもバッチリ効いていてちょっとした下りやスピードが乗り易い道だと、一度出た最高速を保とうとする特性がしっかりと出てくる。俺のやっているラムエアは加圧とかする本格的なモノではなく、必要な時に必要な分だけの空気を確実にエンジンに供給するシンプルな構造にしている。構造を簡単にする事でセッティングが容易になり、トラブルを起こさない実用本位の代物。色々やったら使い物になったのがこの仕組みって訳さ。
帰宅途中、国道を走っていると目の前を急に加速する車両を発見。以前に俺が追い越しをしたらムキになって俺を追い抜いていったトヨタ・ハリアーだ。俺も前傾姿勢で追跡。元バイパス道だったこの道で、視界から消えさえしなければその先の交差点からは車が混み合ってくるから追い抜けるハズ。最高速が10km/hアップしたから今回は簡単には逃げられないよハリアー君。予定通り次の交差点手前で追いつき、そこからは俺のステージだ。「借りは返したぜ!」
帰宅後にキャブを調整し、加速時のボコツキを消す為にジェット・ニードルのクリップ段数を0,5段下げてやる。 (それ専用の薄いワッシャーを使う事で0,5段を作る)その後、スロー調整をして終わり。明日のマッハバロンはもっと速ぇよ。 (願い)ピンポン・ダッシュ (CBR600)もちょっぴりカスタム。先は長い。
俺もエキストリーム・バイクの達人になる為に公道パフォーマスンスは卒業する事にする。 (ちょっと残念だがね)純粋に上手くなりたいからだ。大人が板について来た時、「このままで終りたくない。」と誰もがそう思う。俺もその1人。
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