さらばビックバルブ
ハッハッハッハッハ~。、いやぁ~愉快愉快。
何が愉快かって?
またリトルカブのエンジンを壊したよ。
稼働時間1日で…
原因はまたもやチタン絡み。バルブクリアランス・アジャストロックナットをチタン製のヤツに交換したのだが、アルミの様な締め付け具合からか無意識に締め付けトルクに手加減が生じたのかも知れない。
ここはノーマルの鉄製ロックナットだと緩み防止からきつめに締めるのが常識。
自分ではいつもの通り、ガシッと締めたつもりなのだがナットが緩み脱落。
またもや排気バルブがピストンにぶつかりオシャカ。
今回はビックバルブ・シリンダーヘッドが丸ごと大破だ。
「おのれチタン!」とパーツのせいにしてみてもしょうがない。
ミニバイク・チューンナップでは複数のメーカーのパーツを組み合わせて使用するのは良くないとされている。
俺はこの禁を犯したのだ。
「やってみなけりゃ分かりませ~ん。」大変勉強になりました。
これからどうするかが問題。(新たにビックバルブ・ヘッドを購入するとデート代がなくなっちゃうよ。)
じっくり考えた結果、以前使用していたビックフィン・シリンダーヘッドを改良して再使用する事にした。
ビックバルブ・ヘッドとビックフィン・ヘッドを比較してみる。
バルブ径が吸気側25ミリと23ミリ。排気側が22ミリと20ミリと面積比で2割近くビックフィン・ヘッドの方が小さい。
しかし、ポートを削り流速を速くして燃焼効率を上げてやる方向でチューンナップすればイケるかも。
早速、電動ドリルにリューターの刃を付けてポートを削る。
削れる部分が多いほど好きな形状に出来るのだ。
削ってゆく内にテンションが上がってきた。
「ぇいやぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!」世界中で叫び声上げながらポート研磨するのは俺だけだろうよ。
納得の仕上がりに思わず笑みが出る。(やっぱりドリル大好き男の子。)
ビックバルブ・ヘッドを超えられるか?例え無理でもビックバルブ・ヘッドに負けないメリットを出せたらな。(負圧キャブと相性がいいとか。)
全く懲りないピーキーでした。
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コメント
大破!
ええー!?と思ったけどわろたです。
がんばれー!
投稿: したっけ | 2007年8月20日 (月) 00時32分