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2007年12月15日 (土)

ナチュラル・ボーン・フール

桜華さん、コメント有難う御座います。

将来、中国エンジンvsターボ&ニトロエンジンで勝負ですね。負けませんよ。

昨日、祖母の弟が亡くなって葬式に出た。田舎の葬式は不思議な風習が沢山あって、その中でも笑えたのが墓の前で右に3回転回る事。「何の意味があるの?」って本当は聞きたかったがグッと堪えた。だって意味が分かる人がいるのか不安だったからね。聞いた後で誰も分からなかったら笑うに笑えないもんな。

俺の親父は昔、ホンダのCL250に乗っていた。俺が生まれる頃の話だ。この頃の親父は叔父である祖母の弟(つまり昨日葬式した人)が経営する石切り場で働いていた。

俺の親父は流石に俺の親父だけあって、若い頃からやる事成す事滅茶苦茶なヤツ。俺が女だったら絶対相手にしたくないタイプだ。

ある時、石切り場近くの川で昼飯を食べていた親父は、川の中に魚が沢山泳いでいるのを見つけた。すると親父は発破(ダイナマイト)を数本ほど川の中に投げ込み爆破。衝撃で気絶した魚を獲ろうと思っていたらしいが、実際には破壊力が強すぎて魚はバラバラ、それどころか川の淵が崩れて川の流れが変わり大事になった。後で警察が来て取調べとなったが、この時の親父はまだ未成年でお咎めなし。その代わりに周りで見ていた仕事仲間の大人達が監督不行き届きで逮捕された。

俺の親父はバイクが上手かったらしく、親戚の叔父さんから親父のバイク話をよく聞かされた。「お前の親父を川の(また川の話です。)向こうから呼ぶと、普通はバイクだもの少し時間は掛かってもちゃんと橋を渡ってくればいいものを「めんどくせぇ!」と言って川をジャンプして渡ってくるんだ。あんな気の短い男も珍しい。」俺もモトクロス時代に多摩川をジャンプして練習コースまで渡っていたから、これも血が成せる業かも?

地元・男鹿の周遊道がまだ工事中だった40年以上前の事。親父は「ここの道を最初に走るのは俺だ!」っと完全に繋がっていない道をCL250で走り、道なき道はバイクにロープを結んで引っ張り無理やり完走した。この話が唯一親父が俺に対して自慢したバイク話だった。ゴールの入道崎は当時からの観光地で、全身泥だらけの親父は恥かしくてすぐに家に帰ったらしい。

親父の滅茶苦茶ぶりは全く直らず、事故怪我破壊を繰り返している。

俺は間違いなく彼の子です。

現在、親父はチェーンソーで藪を切り開こうとして己の右足を切って負傷。入院中です。

「病院の飯じゃ、直るもんも直らん。」と病院食の他に母に作らせた弁当を毎日完食する始末。俺はこんな親父が大嫌いだが尊敬している。

俺は馬鹿から生まれた本物の馬鹿です。今日、俺は41歳の誕生日を迎える。

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コメント

まずはHappy Birthday!!
誕生日おめでとうございます
血の成せる技って凄いですね
ウチの爺も昔ライダーでウチのオジキを当時砂利道だった大桟橋で振り落とした事に気付かず帰宅した逸話を持っております
そんな爺も齢80を越え杖無しでは歩けません
でもチャリに乗るとスイスイ走るカットビジジイです

投稿: 桜華 | 2007年12月15日 (土) 06時14分

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