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2008年11月13日 (木)

アメリカのエクストリームバイク事情

昨日、ブログにAC Farias師の記事を書いたのだが、それを見た友人(プロ・エクストリームライダー)から電話をもらった。

「フェリアスは今年の夏に(スタンントで)大怪我して再起不能の事実上引退だよ。」

「エッ!」俺はエクストリームバイクから引退して情報がなかなか入らなかったのだ。

また一つの時代に終止符が打たれた様な気がした。命に別状がない事が幸いだね。ありがとう、そしてごくろうさま俺達の師匠。

電話をくれた友人は2日前にアメリカから帰ってきたそうで、『XDL』(スポーツバイク・フリースタイル・チャンピオンシップ)最終戦で空海のシンちゃんこと木下真輔選手(今回から選手と言わせてもらいます。)の応援に行ったそうだ。

木下選手の大会成績は予選7位、決勝10位。

「シンちゃんほどの人でもそうなの?」と友人に問うと詳しい内容を教えてくれたよ。

友人が言うには、「技自体はシンちゃんも同じ事が大体出来るのだが、とにかくトリックの展開が異様に速い。」とか。とにかく滅茶苦茶速いらしい。

俺が更に聞いても驚いたのは、「事実上、競技開始がウォーミングアップなしも同然で行われる。コースを1~1,5周軽く回るだけで後は一発勝負。」って事だ。

あれだけ繊細なコントロールを必要とするライディングをライダー&マシン共にウォーミングアップなしで行うなんて、それがどういう事かエクストリームバイクをかじった者なら簡単に想像がつく。信じられない。

競技は完全なるコンペテションで進められ、ショー的要素よりも審査員(当然プロ・エクストリームライダー)側の目にどう映るかで勝敗が決まる。だから難しいトリックを数多く完璧に見せる必要があるので、異様に思えるほどの展開の速いメリハリの効いた演技になるのも当然といえる。

電話で聞いた話から俺が受けた印象を言葉にすると…

『XDLとは、異星人のみで行われる天下一武道会。』もう、この世のモノではありません。

ビデオでよく見るエクストリームバイクとは全く違い、スタントのモトGPと言った方が分かり易いかもしれないね。

日本ではトップクラスの中に入る友人ですら、「とても俺が踏み込んでいける雰囲気ではなかったよ。」と驚きを隠せない。

こんな世界にわざわざ一人で日本から挑んでゆく木下選手の凄さがよく分かりました。

現在、アメリカでは競技としてのエクストリームバイクが完全に確立したせいもあり、ライダー達もショー派、コンペ派、ストリート派とそれぞれ分かれてきたんだとか。

己の技術向上とか、金とか、楽しきゃ良いとか、色んな考えがある中で新しいバイクの世界がしっかりと根付いてきたんだろうね。

おじさんはビックリだぁぁぁぁ!

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