ボディビルみたいなマンガ
小さい頃からファンだった漫画家・弓月光さん。
いとこの家で見た『エリート狂奏曲』に始まって、現在連載中で単行本が40巻を超える人気作品『甘い生活』までほとんどの作品を見てきました。
最近になって、今までにないSFアクション『瞬きのソーニァ』を書いていますが、弓月光さんの新たなる挑戦を感じる作品ですね。
なぜそう思うかというと、これまでの弓月光さんの作品はまるでボディビルの様に、前回作品に更に積み上げて描いた作品だからです。
少女マンガ時代のちょっぴりエッチな作品からばっちりエッチな青年誌(『みんなあげちゃう』など)まで、それは続けられていています。
そして、最後に弓月光さんは気がついた
最後までいくエッチマンガよりも寸止めエッチマンガの方が読者は食いつく事にです。
弓月光ファンの読者はまるでニンジンを目の前にぶら下げられた馬の様に夢中になります。
でも、さすがに寸止めばかりだと飽きられるので、サブキャラのしっかりしたエッチシーンをたまに入れてきます。
もはや、売れるマンガではなく、売れ続けるマンガを確立しているんです。
商売としてのマンガは『甘い生活』で成功しているからこそ、『瞬きのソーニァ』では今までにない作品にチャレンジできるのでしょう。
まさに儲けるマンガ『甘い生活』はベテランボディビルダーで、『瞬きのソーニァ』はまだ初心者ビルダー。
いずれ、新しく描いたジャンルでも成功するかも知れませんね。
弓月光さんの物凄い努力の量を勝手に想像する俺でありました…
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