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2012年5月 6日 (日)

なぜスーパーカブ110は中国生産になったのか?

桜華さん、コメントありがとうございます。

俺も最初そう思いましたが、やってみてダメならまた変えればいいかと思ってます。

試してみない内はなんとも言えないのが、チューニングの難しいところですね。


先日、スーパーカブ110がモデルチェンジと同時に生産国がタイから中国になった。

ほとんどの人が中国の安い人件費によるコストダウンで車両価格を下げるのが目的と考えた。

俺も最初はそう思ったが、それだけではない気がした。

よくよく調べてみると、タイやベトナムなどの販売の成功がそうさせた事が分かったのだ。

一時期、安い中国製バイクがアセアン地域で大量に販売された。

初めは価格の安さでかなり売れたらしいが、とにかくすぐに壊れる。

しかも売りっぱなしのアフターサービスは皆無状態。

結局、中国製バイクより高くとも壊れないで販売店も多く、アフターサービスが充実しているホンダやヤマハが得だとアセアンの人々は分かったのだった。

この時にスズキは、4輪販売を重視し過ぎて会長自らが、「ちっちゃいバイクは売らんでいい。」と言ったもんだからメーカー自体も力を入れずに遅れをとってしまった。

話を元に戻そう。

アフターサービス、特にスペアパーツもない様な中国製バイクを「恐るに足りぬ。」と判断したホンダは、いずれバイクの世界最大市場となる中国国内の販売を見据えて生産に踏み切った。

反日感情の高い中国でも都会の富裕層はともかく、その何百何千倍といる地方の人々にとっては、壊れずにアフターサービスがしっかりしているホンダのバイクは必ず生活必需品になると考えた。

どこの国でもホンダのバイクが売れれば、ホンダのクルマも売れるのは分かっている。(スーパーカブが売れたら、クルマは軽トラのアクティですよ。)

実は、中国でのスーパーカブ110生産は、同時に中国への進出でもある。

中国政府に警戒されずに日本製品を売る為の作戦。

いわば、新型スーパーカブ110は忍者の斬り込み隊長ってとこですね…

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コメント

なる程!(・∀・) それはあるかも知れませんね!(´∀`*)
このへんで日本にも中国に打って出るべきですよね!その先陣がカブ…いいじゃないですか!

投稿: 筆おやじ | 2012年5月 6日 (日) 22時28分

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