チューンナップ失敗記(KTM600LC4&DUKE620)
桜華さん、コメントありがとうございます。
自宅からウチの工場に行く5分程度の時間でも、その日1日は手の痺れが続きます。
完全に白蝋病ですね。
そういえば、気持ち手が白い感じがします。
困ったなぁ…
今日はオーストリアKTM社のバイク2台をチューンナップした話です。
XR630アルベーカー・スペシャルをチューンナップしてフレームが破損。
パワーに耐えきれないほどになったのは仕方ない事だが、以前に乗ったKTM300TVCの様な超高剛性フレームなら大丈夫だとすぐにKTM600LC4を購入。
翌年にKTMのDUKE(デューク)620も購入。
レースやツーリング、林道や公道バトルと忙しく走り回る毎日。
この2台は、エンジンはF1カーのテクノロジーと同素材で作られた完全レース仕様。
しかし、キャブレターだけ旧式のデロルト・キャブだったので、ケイヒンFCRキャブに変更する。
そのおかけで速さ的にはアルベーカー・スペシャルと同等の走りが楽しめたよ。
ある日、峠で公道バトル中にDUKE620がクランクケースが割れてエンジンが再起不能になる。
バカな俺はメーカーもやらない危険な挑戦を決行した。
600LC4のエンジンにDUKE620のエンジンを組み合わせて、ロングストローク&ビックボアのエンジンを作ったのだ。
ちなみに、KTM社は同仕様エンジンのバイクを2年後に発売。
エンジンがますますパワーアップされて、ポテンシャルではアルベーカー・スペシャルを完全に超えてました。
そして俺も完全に調子に乗ってました。
この直後にバブル景気は破綻して貧乏暮らし。
メンテナンスに掛かる費用を工面するにも難儀します。
結局、消耗品が高くて維持できずにKTMに乗るのをやめました。
だってピストン5万円、ピストンリング5千円、シリンダー15万円、クラッチ交換に20万円です。
先の事を考えて国産車に鞍替えです。
ゲロ・トレッキング(ゲロ吐く位キツいオフロード系闇ラリー)に夢中の友人から、「スズキ・ジェベル250XCがめちゃくちゃ良いエンジンだ。」との情報を得てジェベル250XCをすぐ購入。
「購入資金があればKTMも維持できたのでは?」
そんな風に思うかもしれません。
実は、この頃にオフロードバイクでもKTMは速くて当然なのがバレたんですね。
だから250ccにしました。
どこまでバカなんだ俺…
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コメント
ピーキーさんこんにちは
俺の顔見知りにデブで頭の変なカブに乗っているオッサンがいるんですが、「バカ野郎この野郎ピーキーが国際A級なら俺はE級?だ!」とか言っていてウザイので白蝋病が治ったら締めてもらえませんか?ピーキーさんのカブに負けたらおとなしくなると思います
投稿: KYB | 2012年6月17日 (日) 12時03分
ピーキーさんのジェベルはマジ半端無いですよ
250クラスの4stオフ車の領域越えてます
あれはもう地上を走る戦闘機です
4stオフ車を初めて怖いと感じました
今でも良い経験したと思ってます
投稿: 桜華 | 2012年6月17日 (日) 17時28分