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2013年2月16日 (土)

三浦マイルドは面白いか?

ピン芸人No.1を決めるR‐1グランプリで、今年は三浦マイルドさんが優勝した。

テレビでR‐1グランプリを見た人からは、「ヒューマン中村の方が面白いだろ!」って声も多かったそうだ。

俺は見た三浦マイルドさんのお笑いは、落ちてるネタを拾った笑いです。

つまり、三浦マイルドさんが舞台で演じる人物は、実際にいた底辺の人間というか最下層に近い人の話。

本来なら、売れてから『松本人志の○○な話』で喋る様な実話ネタだ。

しかも、見ている人達に、「いるいる(いたいた)、こんなヤツ。」と共感させるのはそれだけ日本の不景気が長かったからか。

たとえばネタの1つに、「俺、免許ないけど運転できますよ。」ってのがある。

これを詳しく解説すると、道路工事の作業前ミーティングで現場監督が、「重機のオペレーターがまだ来ない。」と言った事に対して、交通整理のガードマンが余計なお節介で言った一言。(後でクルマを運転するネタがあるから自動車運転免許はある設定。)

「いるいる、そんなお節介なガードマン。」

建設業界の人達は大爆笑。

おそらくプライベートで、長いアルバイト生活の中で出会った強烈な人の話をしたら、めちゃくちゃウケたんだろうね。

三浦マイルドさんは、それをお笑いにしてしまった。

おまけにリアリティを持たせる為に、わざとお腹のところのシャツのボタンを1つ外してへそ出しして、テレビでは考えられない様なだらしない格好までする徹底ぶり。

これが審査員にウケないわけがない。

審査員の芸人達だって売れるまで長かった人は色んな仕事をして、三浦マイルドさん演じる強烈キャラクターに似た人物に出会っているかも知れないし、売れない先輩後輩芸人自体が似ている可能性だってある。

お笑い芸人も厳密にいえば肉体労働者だもの共感もするよ。

今回のR‐1グランプリでは三浦マイルドさんだけが唯一、素人にも玄人にもウケた芸人だった訳です。

小学校の頃、お笑いピン芸人を目指して練習に励んだ俺には、三浦マイルドさんは史上最強の反則芸人に思えました。

優勝も無理ないですね。

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