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2013年5月 5日 (日)

もしも俺がカブ110の吸気系をチューンナップしたら・・・

Annie(副会長)さん、コメントありがとうございます。

整流効果とは空気の流れを良くすることで、流れが良くなると空気がより多く吸気されます。

多く空気が入れば、その空気が増えた分だけガソリンが燃えせます。

つまり、多くガソリンを燃やしただけパワーが稼げるって訳です。

昨日、カブ110のラムエア・システム化について相談されました。

理屈を教えてもうまく伝わるか疑問なので、『もしも俺がカブ110の吸気系をチューンナップしたら・・・』って仮定して説明します。

カブ110のエアクリーナー・ボックスは、国内向けにかなり静かになる様に作られています。

たとえば、吸気口が一箇所だったり、(WAVE110iは2箇所)ボックス内部のファンネルが長く曲がっていたり、(WAVE110iはストレートで短い。)エア・フィルターには金網が貼っていたりします。

これを全部キャンセルするのがパワーアップの近道です。

一番簡単なのがファンネルを短くカットする。(3~4cmにする。)

次がエアフィルターの金網を取り外す。(金網を取るとスポーツ・フィルターと同程度の吸気抵抗になります。)

そして吸気口の増設。

この増設が実に曲者なんです。

増設に当たっては2つの事に注意しないと、乱流や元々ある吸気口から入ってくる空気と増設した吸気口から入ってくる空気とぶつかって逆効果になります。

一つ目は元々の吸気口と増設した吸気口の空気が入ってくる向きを同じにする事。

しかし、エアクリーナー・ボックスの構造上それが無理な場合があります。

二つ目は、入ってくる空気の向きを同じにできない時は増設した吸気口から入ってくる空気の前に壁を作り、ワンクッション置いてから吸気してもらう。

分かり易く言うと、新入りがいきなり入ってくると古株と対立するから、予め新入りを痛めつけてから入れると悪さしない。

では、どこに増設する?

カブ110のエアクリーナー・ボックスの前カバーの左端(アクセル側の方)の真ん中にφ20ミリの穴を開けます。

ここだとエアフィルターの縁が壁となりワンクッション置けますし、雨が入ってもフィルターに直接当たりません。

しかも、ラムエアシステム化できます。

下り坂なんか劇的に速くなりますよ。

ここで注意ですが、ノーマルコンピューターの許容範囲は吸気系チューンと改造マフラーまで。

更にハイカムを組んだり、ボアアップしたらサブコンで燃料調整してガソリン噴射量を増量する必要があります。

また、ノーマル・コンピューターに学習機能があるので吸気系を弄ったら必ず100キロ程度は走って学習させてください。

それでも調子が今一つな時はサブコンでセッティングですね。

あと、エアクリーナー・ボックスに繋がっているブリーザーホースを大気開放にしてクランク調整バルブ(ワンウェイバルブで代用できます。)を装着するとラムエア・システムの効率が上がります。(エアクリーナー・ボックスは栓をしてください。)

クランク・ケース内の圧力が上がってピストンの裏側から余計な圧力を掛けないからです。

ここまでやるとかなり速くなります。

燃料は吸気系チューンナップをすると坂道でノッキングが出易いのでハイオク・ガソリンを入れてください。

以上で、『もしも俺がカブ110の吸気系をチューンナップしたら・・・』を終ります。

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コメント

こんにちは。
空気の流れは大事なんですね!
ありがとうございます。
記事をコピーして、保存させて頂きました。

投稿: Annie(副会長) | 2013年5月 6日 (月) 17時56分

なるほど…ラムエア化ですか!参考にさせて頂きます!(^0^)/

投稿: 筆おやじ | 2013年5月 7日 (火) 12時05分

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