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2013年8月18日 (日)

夏なので‥

夏なので地元の怪談話でも書きます。

田舎に暮らしてると怪談話が沢山聞けます。

まだ俺の祖父が生きている時に聞いた話です。

戦後まもなく近所に住む男性が病気で亡くなった。

この頃は火葬場が無く、地元ではまだ土葬が当たり前だった時代。

葬儀が終わると大きな桶に仏さんを入れて埋葬する。

坊さんの念仏を終えて親族と近所の人が仏さんを拝む。

さて、仏さんを埋葬する為に近所の男衆が遺体を担いで桶に入れるのだが、肘や膝が曲がらずなかなかうまく入らない。

何度入れ直してもダメだった。

それを見た坊さん曰わく、

「誰か大事な人が来るのを待ってるのかも知れない。」

仕方なく仏さんを桶の中に立たせた状態でしばらく待つ事になった。

数時間後、遠くの他県で仕事をしていた仏さんの息子が帰って来た。

この息子が戸を開けて家に入った瞬間、ガタッと仏さんの遺体が桶の中にすっぽり収まったという。

実は俺にも似たような経験がある。

まだ二十歳の頃にオフロードバイクを買った。(オフロードレーサーはあったが公道用は初めて。)

この頃の俺は東京でモトクロスの勉強中。

買って間もなく、無性に秋田の実家に帰りたい気持ちになった。

当時勤めていた会社に無理言って休みをもらい実家に帰る。

朝に出発して実家に着いたのは夜。

俺が実家に帰ると両親は何やらびっくりした様子。

それもそのはず、翌日は俺の母方の祖母の葬式だったのだ。

亡くなった祖母は俺の母親とは血が繋がったおらず、当然俺とも繋がっていない。(いわゆる継母です。)

しかし、母方の祖父との間には子供は出来ず、初孫の俺を自分の本当の血の繋がった孫の様に可愛がった。

翌日の葬式。

知らせを一切受けてなかった俺が当然現れて驚く親戚一同。

口々に、「亡くなった婆さんが会いたがったんだなぁ」と話した。

あんまり怖くない怪談話でスミマセン。

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