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2013年11月23日 (土)

喧嘩の先生

beat082さん、ゆうじさん、コメントありがとうございます。

beat082さん、そうですね今度は初めの方から順に見てみます。

今はネットが便利で良い時代ですね。

ゆうじさん、いやいや本心ですよ。

これからもよろしく。


俺が二十歳の時に運送屋に勤めた事があった。

その運送屋にTさんがいた。

社長も所長も整備長も妙にTさんには低姿勢だった。

俺は新人研修でTさんとペアを組まされる事となった。

一緒に仕事をする内に、「このチビのおじさん何?
変に優しいけどなんだか怖い。」と感じる。

新人期間が終わり、他の社員とも仲良くなると、Tさんの正体がだんだん分かってくる。

Tさんは元ヤクザで立川刑務所から出所したのを期に恋人と結婚。

指も詰めずにカタギになってこの運送屋に入社して娘が生まれたばかっりだとか。

別にそれ聞いてなんとも思わなかった。

だって俺にはめちゃくちゃ優しかったもの。

相棒(俺の薦めで入社した友人)に後から聞いた話では、「俺は自分と同じ匂い(雰囲気)がする奴が好きなのよ。」と言ってたそうだ。

それで俺と相棒には優しかったんだなぁ。

Tさんとは長距離の仕事でよく組まされた。

深夜の運転は眠気覚ましに、何故だかTさんの喧嘩必勝法をよく聞かせられたよ。

その一つ一つの話が実に巧妙でえげつない。

例えば、「自分がどうしても勝てないと思った相手には仲良くなるふりをして飲み屋に誘え。」

「その飲み屋にはコンクリートの長くて高い階段があるビルを選ぶんだ。」

「飲み屋に入ったら、この間は俺が悪かったとそいつにガンガン酒を飲ませてヘベレケになったら帰りに階段から突き落とす。」

「そしたら、大丈夫かと救急車を呼んで甲斐甲斐しく世話してやりぁ、義兄弟の出来上がりだ。」

やっぱりこいつら(ヤクザ)油断できないと思う俺でした。

Tさんはよく歌を歌った。

『水曜日のコーヒーの歌』って歌なんだが、刑務所で水曜日の朝にコーヒーが出るとか。

強い奴が弱い奴のコーヒーを奪い、そのコーヒーを奪われた弱い奴の嘆き悲しみの歌だという。

俺はその歌をご機嫌で唄われる度に気分が滅入ったよ。

Tさんには優しくしてもらって、とても世話になったけど正直屑だと思った。

俺の青春のエピソードです。

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コメント

人の武勇伝や自慢話を聞かされるほどつまらな嫌なものはない。またそういう奴に限って同んなじ話を何回となくする。人の気持ちを読みとる能力がなく、嫌がってるのかも分からないほど鈍感な奴が多い。ましてや飲みの席なんかだと壊れたレコードみたいにおかまいなしにエンドレス。自分の場合職場の同僚なんだけど、プライベートではもう付き合えませんね。口で言っても分からないんだもの。
ピーキーさんの運送屋時代の元ヤク
ザも同んなじ感じがするわ。

それからバイクで事故って大腿骨骨折した同僚がいたんだけど、同僚3人で果物持って病院にお見舞いに行ったんだけど、果物渡したら「置く場所がないから持ってかえって下さい」と言われた(^^;;
常識的な返事を期待する自分達も悪かったんだろうけど言葉を失いました。20代の奴だったので、この時ばかりはこれがゆとり世代なんだと思ったよ。
帰り際3人で「宇宙人だな?あいつ」と異口同音だったよ。

投稿: 梶 晴信 | 2013年11月23日 (土) 16時37分

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