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2015年3月12日 (木)

安売りの罪

俺んとこの工場で販売している商品は農協との契約で値段が高い。

しかし、それは後から販売を開始した会社が安売りしているだけ。

製造方法も毎年改良を加え完成した商品はお客様から、「まるで別物。」という高評価をいただいている。

俺んとこの商品の売りは安全性と確実性。

失敗しないがコンセプト。

だから高い。

そこら辺が理解できない人には、分からないくらいの苦労をしてやっと作り上げた物だ。

冗談抜きで歯をくいしばって作り上げた。

失敗もして、逃げてったお客様もいる。

そして戻ってきたお客様もいる。

「やっぱりアンタんとこじゃないと上手くいかなかった。」

涙が出た。

現在、米価格の低下で安い商品に走る人も確かにいる。

お客様も減っている。

俺は今まで消費税分のお金は貰わなかった。

でも、昨年の消費税アップで、「このままではヤバイ!」と消費税をいただくことにした。

30年ぶりの値上げです。

正確には上がったのは商品価格ではなく、税金なんですがねぇ。

今朝、ウチの顧客ではない人からの問い合わせがあった。

「すみませんがウチの商品は高いですよ。」

使ってみてその価値が分からない人には、バカ高いと思える商品です。

それはPeaky_partsのバイクパーツと一緒です。

大企業がパクる価値を認めるくらい。

昨日、カブ&ピースのneriさんと話してて思ったんだが、同じバイクパーツを販売する者として俺とneriさんではスタンスが違う。

俺は発明家なチューナー。

neriさんは腕利きのメカニック。

バイクパーツを創造するのに方向が真逆。

面白いね。

本業のライバル会社は安売りをして潰れる。

潰れなくてもやめてゆく。

安売りなんかするからだよ。

その性能に差はあっても、安かろう悪かろうでは先が知れてるよ。

ウチの商品は、研究と実験を繰り返して手に入れたノウハウを基づいて作っている。

植物の養分吸収には水分が欠かせない。

保水性をいかにして向上させるか。

有機物の量を増やす。

有機物の多さは乾燥の悪さとイコール。

商品製造には従来の製品の倍の乾燥時間が必要。

俺はこの乾燥時間の短縮化に5年を要した。

昨年は天候不良で生産量が例年より少ない。

養分として使用される化学肥料。

水耕栽培に使われる化学肥料は値段が高い。

それは余計な不純物が少ない純度が高い肥料だからだ。

固形の化学肥料は不純物が多く、その分安い。

不純物が多い化学肥料は、養分の吸収が終わってから硫化水素を発生する。

この硫化水素は植物の生育に障害となる。

硫化水素には鉄分を用いて結合させ、無毒化するのが鉄則。

こんな簡単なことも知らないライバル会社にウチの商品が負ける訳はない。

性能では。

販売量では負けてます。

良い物が必ず売れるって訳ではない。

いずれ認めてほしいものです。

もっと性能の良い商品の開発に命掛けてます。

売れてませんが。orz


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コメント

あの~。ウチで毎年秋になるとケヤキの葉を大量(90L袋×50ほど)に処分しなければならないんですが、使いませんか?肥料に良いと聞いたことがあるんです。要らなきゃいいです。

投稿: TARO | 2015年3月12日 (木) 21時55分

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