« ギリギリセーフ | トップページ | 【業務連絡】超絶キットのマイナートラブル »

2020年10月 2日 (金)

バランサー・カムスプロケットの最終形態

日頃からバイクのレーサーマシンの研究を欠かさない様にしています。

最近、気になっているのがバルブ制御。

吸排気バルブの制御はカムシャフトで行われているが、エンジン回転との同調はカムチェーンが担当している。

motoGPでは、高い水準でのバルブ制御が必要な為、カムチェーンではなくギアで行うカムギアトレインだ。

では、カムチェーンでカムギアトレインの様なバルブ制御は可能なのか?

1つだけ方法がある。(単気筒エンジンに限る。)

カムシャフトが回り易く、止まり易い様にカム山が発生する一次慣性力を何らかの方法で相殺してやればいい。

そうすれば、カムシャフトを回すのに余計な力が加わらず、カムチェーンの弛みは最小限にできる筈だ。

それがバランサー・カムスプロケットの発案理由だった。

バランサー・カムスプロケットがカムシャフトの一次慣性力を相殺する方法として、カムスプロケットのカム山側半面を肉抜きする。(これが今現在販売しているバランサー・カムスプロケットの形態。)

もう1つの方法がカム山と逆側半面に錘(おもり)を付けて重くする。

そして、その両方の併用だ。

バランサー・カムスプロケットの最終形態こそ、肉抜きと錘の併用。

これで限りなく一次慣性力をゼロに近づけられる。

でもゼロにすると市販化できない。

多種多様なカムシャフトと共用できないからだ。

ノーマルカム、スポーツカム、ハイカム。

全部に使えるようにする。

だから、いつも俺が言う様にギリギリの一歩手前が一番丁度いい。

今度、試作品を作れるか業者さんに聞いてみます。

試作品が良かったらオプションパーツとして限定販売します。

まだ、販売できるかは全く分かりません。

業者さんの加工技術次第です。

出来たら良いな。

|

« ギリギリセーフ | トップページ | 【業務連絡】超絶キットのマイナートラブル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ギリギリセーフ | トップページ | 【業務連絡】超絶キットのマイナートラブル »